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朝の身支度中に考えてた。「習わない」選択のこと

朝起きて、洗顔して、歯を磨いていたときになんか無意識に考えていたこと。
こういうことは多分今日の夜にも考えていたことさえも、
忘れてしまいそうだから記録しておく。

そういえば何年か前に人生で体験していた「ママ友の世界」
あの世界観は実際に体験して見なければ、本当にわからないほど
「独特な世界観」がある。
あの世界はあの世界で、何か深い無意識が絡み合っていて、
その歪んだ絡み合いが見えぬまま、解けぬまま、
関係はどんどん広がっていくようなそんな面白さがある。
もうあの世界を体験したいとは思わないが、
これも結婚を早くし、子供を早いうちに産ませて
早いうちに経験させておく、といった人生の設計書通りなんだろう。
そして、私と子供達をどう足掻いても、一緒にいられないように
今の現状も全て背後にはそのものたちの力が含まれている。
「お役目に徹しなさい」の天使たちの厳しい言葉が飛んで来るんだよ。

長男は私から見ても「天才」。彼も宇宙人だろう。
次男はレインボー。波動がめちゃくちゃ軽い。本当に今の子。

次男とは1歳過ぎて離れて住むことになったから
ママ友関係にまで発展しなかったが
どっぷりママ友体験をしたのは長男の時。

長男の喋る言葉の一つ一つがマニアック過ぎて、
それをきっかけに「上昇思考」強めママさんが私のところへ来る。

赤ちゃんはどうやったらできるのか?の問いに対して
ほとんどの子供はお父さんとお母さんが愛し合ったらできると
思っているけれど
長男はその時、多くの親御さんがいる前でこのように発言した。

「赤ちゃんの元は受精卵です。受精卵が細胞分裂して赤ちゃんになるので
この受精卵を作ることが必要です。受精卵ができるには、お父さんのもつ精子とお母さんのもつ卵子の結合が必要なんだよ!」と
まあこんな発言を…(逃げたかった…笑)

これをどこで学んだかというと、数日前にNHKのサイエンス番組で
この赤ちゃんができる仕組みをテレビで見ていたのだ。
普通一度見ただけでは、概念も、言葉も、覚えられるはずがないのに
長男の場合は、覚えてしまう。
そういうところも宇宙人ぽい。



「カズくん、習い事なにやらせてるの?」と。

必ずママ友あるある謳い文句のような。
うちは習い事には前向きな考えではないので

「何もやらせてないですよ」と答えると

「じゃあなんであんなに難しい言葉とか、難しいことを知ってるの?」と返ってくる。

(言いはしないけど、口のさきまで出かかる言葉は)
じゃあ習い事さえやっていれば頭が良くなるのか?ということだった。

私はただでさえ、「幼稚園」の時間自由がない息子を
「習い事」までして、彼の本当の自由な時間を奪いたくないというが
とても強くあった。
どんなに好きな分野の習いことでも、
そこには必ず「先生」が存在する。
私からすると、もう「先生」がいるだけで、自由がないと思ってしまう。

きっと先生という枠が存在すると
同時に青天井では無くなってしまう。
それ以上のことをやろうとすれば、注意されるし、止められる
「それは間違ったやり方だよ」と。

なんで間違ったやり方をしてはいけないんだろう?と思うし
それが間違っていたかもしれない、と気づくまで
とことんやり尽くしたあと
やっぱり自分で間違っていた、という「気づき」を得て
軌道修正を自らしていく経験があまりにも「習う」をやってしまうと
削られてしまう。
とてもスマートで一見、「成功」に近道な気もするが
そこまで近道が必要な理由もわからない。
(そしてそれは本当に近道なんだろうか…)

失敗も成功も、あってるも、あってないもそんなものはなくて
そのものと向き合っている時に起こる一期一会の経験全てが価値あると思っている私からすると
習い事はそのものがまるっきり削ぎ落とされるカリキュラムになるので
そういう理由で、長男には習い事はさせたくなかった。

その代わり、家でいつでも長男が好きなものが好きな時に触れるように
それをリビングの取り出しやすい場所に配置したり
家の中を汚そうが、黙って見守っていた。
いくらでもどうぞ。やっちゃってくだせい!博士!

欲しい本や、学びたいものが見つかったら、すぐに買いに行って
それをお家でできるように、そのような工夫だけはしていた。
一見大変そうに見えるけど、私にとっては送り迎えの方がストレスなので
このやり方の方が私も楽だった。
雨の日の送り迎えだけで、きっと習い事を休みにさせたがる私もいただろう。
きっと私がヘタレなだけでしょうが、
そんな過去の記憶をふあーと思い出しながら
(ほとんど過去の記憶は忘れるので、久々に蘇ってきたのは珍しいの)

習うメリットがここまで普及しているならば
習わないメリットももっと普及していいはず。
しかし、この二つと同じ概念なのに、ここまで差が開いているのは
「経済」を回すには
習うメリットを推し推しにした方がお金は流れるから
だからこの世界では、お金の流れが流れる方向に価値観の傾きが発生しやすいんだろうなーとボケーと考えてた。

それぞれの価値観だからね。
どんな価値観も持ってていいと思う。

しかしその価値観を外側に預けやすい世界が
Theママ友の独特な世界観の軸にあるような気がしたんだ。

だから、自分軸で生きているお母さんは
あの輪にはやっぱり入れない。
鍋に蓋をされるだけでもしんどいのに
あの世界は圧力鍋並みの同調圧力なのでね。
あーー思い出した思い出した。

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