月組 「幽霊刑事〜さよならをするその前に」感想

⭐️過去のブログ記事(2021/3/21)

たまきち(珠城りょう氏)のプレさよなら公演
バウホール公演

有栖川有栖さん原作のミステリですが、私は有栖川有栖さんを全く読んだことがなくて、ちょっとどんな芸風なのかわからない。「新本格」系はみんな大好き十角館の綾辻行人さんが好きだったし、森博嗣さんの四季シリーズとか大好きだったなあ。
そんなわけでミステリなので謎解きが待っている。

あ、ヒロインは相手役さん(美園さくらちゃん@ミュージックサロン中)ではなく、期待の若手、天紫珠李(あましじゅり)ちゃん。ほぼ初見なので、「ほほう、これが噂のあましちゃんか」とじろじろ眺めるおばちゃんでした。もちろん、ヒロインでも波線以下の扱いね。波線上はたまきちと事実上相手役のちなつ氏(鳳月杏)であります。

出てくる人、みんな怪しい笑
なんつっても白雪さち花嬢の怪演よ。女装のおっさんを演じる、それも娘役さんなのですごく難役と思うけど、ほんとにお上手で。こういう上級生娘役さんのいる組はええよねー。
犯人役の輝月ゆうま氏がまあ素敵でさ!お金持ちおぼっちゃま、眼鏡の神経質風キャラがいいんです。なにしろガタイが良いし、ロミジュリの大公閣下からほんと大好きな生徒さんだわ。
あとはねー、勿論なたまちなのバディ感よ。二人とも長身、スタイル良しで並びが素晴らしく、ちょっとヘタレなちなつ氏がかわいくてねえ。
プレさよなら公演なんで、そういうセリフとか色々あるし、笑って泣いて忙しい、大変よい公演でござんした。
たまきちーー、ホンマにあんたのスーツ&トレンチコート姿は宝塚一素敵ですわーー

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