見出し画像

【不便を楽しめ】ドラゴンズドグマ2 クリア後ガチレビュー【ネタバレ無し】


はじめまして。

巷でいろいろと話題のドラゴンズドグマ2を40時間プレイして真エンディングまでクリアしたので、ストーリーや良かった点、悪かった点などレビューしていきます。
よく「不便を楽しめ」と言われておりますが、これに関しては懐疑的です。それって本当に不便?不快じゃなくて?

筆者のシリーズプレイ遍歴はDDONのみ(シーカー、アルケミストメイン)、プレイ環境はPS5です。



ストーリー


良くも悪くも超王道ファンタジー。剣と魔法の世界でゴブリン、リザードマン、サイクロプス、ドラゴンとか王道のモンスターと戦えて、悪者倒して王を目指す話なので、期待通りだけどそれ以上でもそれ以下でもない。

と思ってたところでのもう1展開あって、そこ入ってからは自分はめちゃくちゃ好きな展開で良かったです。


良かった点

・キャラメイク

めっちゃ細かかったです。オンラインの時からかなり作り込めたと思いますが今回もこれだけでかなり時間使った。自分で作った愛着のあるキャラが動いてたらかなり嬉しいし楽しい。

直撮りですが自キャラ↓

友人に見せたところ「人形とか使ってこざかしい攻撃してきそう、ビルドによっては詰みそう」と言われた。
確かに脳筋派生だと苦労しそうな中ボスの顔してる。


・戦闘

オンラインから変わらず戦闘システムがとにかく面白かったです。
全ジョブ最低ランク6までは使用し、ランクMAXまで使用したジョブはシーフ、マジックアーチャー、幻術師です。

シーフはオンラインで1番使用していたシーカーに使用感が近いのもあったのですが、特に幻術師が面白かった。
自分の幻影を作り出し、その幻影を敵に取り憑かせて同士討ちさせたり、竜の幻影を出して大型の敵も怯ませたり他のジョブでできないことが沢山できたのが良かった。

・ポーンシステム

ドラゴンズドグマといえばポーン。毎度お馴染みお人形遊びです。
主人公をキャラメイクできるゲームは沢山ありますが、NPCでかつ自分と一緒に旅する仲間を作れるのはやっぱり楽しい。

あと今回は4人パーティのうち2人は人の作ったポーンを入れるしかない(サブ垢を作る以外)ないので、自分では作らないような獣人や男性ポーンも入れられて良かった。


・聖樹の里(プチネタバレ注意)

探索中道なりに進んでいくと偶然発見した聖樹の里と呼ばれる、エルフたちが暮らす集落の雰囲気が最高でした。


ここだけ会話もショップも全て別の特別言語で表記されてて、異質かつ少し不気味な雰囲気がして最高でした。


良かった点、以上です!!(???)



悪かった点

・戦闘

ポーン、手がかかりすぎ
普段は自分で火力出して雑魚処理したり、ポーンを後衛にするのでそこまで気にならないんですが、たまに前衛職やらせたりすると当たらないところで武器振ってたり、ダメージ床の上に居座り続けて死んだり、崖から飛び降りて死んだりします。

あと復活させるまで手元のコントローラーから警告音が鳴り続けるのめちゃくちゃ不快。


・竜憑き

良い点で述べたようにドグマの特徴でもあるポーンシステムを真っ向から否定する謎システム。

ポーンの間で流行する感染病みたいなもので、これに罹ると言うことを聞かなくなったり交戦的になったりし、そのまま放置して宿屋に泊まった日には最終的に覚醒して街のNPCを皆殺しにします(は???、???)

これを回避するにはメインポーンが他所から貰ってこないようネット環境を切るか、雇ったポーンであれば解雇するしかなく、自分で作った愛着のあるメインポーンが感染してしまった場合は海に投げ込んで自分の手で殺すしかないという鬼畜っぷりで、ロストした後は街で復活させられるのですが、顔を含めた身体のどこかにランダムで傷がつきます。

一応温泉に入れると傷は消せますが、ストーリー的に1番最後に辿り着く街にあるのでかなり厳しいです。


・ファストトラベル

このゲームには手軽に使えるファストトラベル手段がありません。

牛車は存在しますが大都市同士しか繋がっていない上に朝にしか出発せず、乗りたければゲーム内日数を進めて待つしかないのですが、クエストの中にはリミットがあるものも多く待ってられません。
また牛車は乗ってる間に体感8割くらいの確率でモンスターに襲われ、戦闘を強要されます。
その戦闘中に牛車が壊されるとそこから歩きになり、もし夜だった場合アンデッドなどが頻繁に現れる夜道をキャンプ拠点まで歩く羽目になります。

また刹那の飛石という設定した地点か、大都市に飛ぶための消費アイテムもありますが、1周目時点ではかなりレアなアイテムで、街で買うと10000Gかかります。(購入制限個数あり)(終盤の武器が1つ48000G程度の物価)

総じて移動にめちゃくちゃ時間を割くことになり、最初は戦闘が楽しくて良いんですが、後々装備だけ買いに街に出たい時がかなり煩わしいです。


総評

世界観が好きで戦闘が楽しいのでそれなりに楽しめましたが、それでもかなりしんどい不便な部分が多かったです。

「不便を楽しめ」とは言いますが、不便というより不快なだけかも。

ゲーム自体はめちゃくちゃ面白いしアプデ次第でどうにでもなることばっかりなので今後に期待です。

同日発売のRise of the Roninもプレイ中ですが、どちらを買うべきか聞かれたら圧倒的にローニンを推します。

興味ある方はもうちょっと待てばアプデで神ゲーになるはずなので、それまで待っても良いと思います。不便を楽しみたい方は今買うのがおすすめ。


以上です。ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?