Kloudハッカソン #3に出た話

TL;DR(要点だけ見たい人向け)

  • 共同開発は嬉しい点が多いが、ほうれんそうをおろそかにするととんでもないことになりかける

  • 経験の無い技術こそハッカソンでチャレンジしたほうがよい

はじめに

高専生のためのコミュニティ、Kloudの主催するハッカソン「Kloudハッカソン#3」に参加しました。残念ながら賞などをいただくことはできませんでしたが、いい経験を積むことができたので体験記として残そうと思います。
ほとんど技術的な話はしないと思います。そのうちQiitaなどで掲載予定です。

Kloudって何?

高専生のためのコミュニティで、できて1年ですが会話もそれなりに生まれており、LT会や今回のようなハッカソンなども行われています。
直近だと東京で女子会議やご飯を食べる様なイベントも開催するそうなので興味があればぜひ参加してみてください。

参加したきっかけ

もともと高専生だったものの、Kloudの発足が5年時点だったこともあり、今年度は高専OBということで、ハッカソンの募集告知が来た時には「現役の高専生の席をとってまで・・・・・・」という気持ちでした。ただ、Discord内のメンバー募集のチャネルでチームができたような動きが数日なく、やはり「誘って参加する」という事自体のハードルもあったのだと思います。そのような雰囲気を感じたため、尻込みして機会を失ってしまうことこそ現役なのにもったいない!と感じ、募集をかけたところ、「一緒にやりませんか」とお誘いがきたYukiさんと、募集チャネルで発言していたHareさんでチーム「#c0ffee」を結成し、ハッカソンに参加しました。

#c0ffeeで作ったもの

ハッカソンのテーマは「コードでつながる!夏の友情物語」だったので、僕たちのチームはそのまま「コード」を用いてコミュニケーションが活発になれる様なアプリを作ろう、と考えて、お題に沿ったコードを書くことでその人の癖を診断するWebアプリ『Code-Connect』を制作しました。

開発で使った技術

  • フロントエンド

    • Next.js

    • React.js

    • TailwindCSS

    • TypeScript

  • バックエンド

    • MySQL

    • Echo

    • Golang

このアプリを作るに当たり必要な機能が、UI、テーマの取得と表示、作成したコードの診断、結果の表示などです。技術的な詳細は省きますが、私は用意されたコードを解析して、診断する機能の実装を担当しました。

開発を通して感じた事

ぶっちゃけると終始他のメンバー二人に頼り切りな印象がありましたね。もう少し地の技術力がほしいと感じました。

よかった事

今回自分でもびっくりしているのは、ほぼ触ったことのないGoという言語(簡単なBotを作った程度)のしかもEchoというフレームワークを使うことを挑戦した、ということです。YukiさんがGoを使った経験があるということで、そこに甘えた(年上なのに)部分はあったと思いますが、それでもテストコードや実際に少し動かして試したりということを行い、形にできたことはすごく良かったと思います。GoTourやドキュメントでは意識しなかったGo特有の「ベター」な書き方などもレビューで指摘してくださり、本当に共同開発としていい経験を積みました。

また、Notionを用いてお互いに共有すべき事項の確認や、連絡の取れる時間帯などを事前に把握できていたり、Discordのチャットなどで密に連絡を取っていたため、時間を合わせて開発のことを相談したのが少なくとも、作品自体の進捗は一定の速度で進められることができ、共同開発のいいところを存分に体験できたと感じました。

改善点

上でも少し書きましたが、やはり自分の持つ地の開発力のようなものが足りないなと痛感しました。今後も精進したいと思います。

ハッカソンで得られるもの

ハッカソンの参加経験は何度かありますが、今回感じたのはやはり現役の高専生、僕からすると下の世代の技術力やアイデア力は凄まじいと感じました。
こうしたすごい世代にふれることができる、というのがKloudハッカソンしかり他の学生ハッカソンのとてつもない魅力だと思います。
また、ハッカソンは実質的な失敗がないです。作品が完成しなくとも、チャレンジしたというところで、自分の技術の力が見えたり、今後どうすべきかのビジョンを定め材料を増やすことができます。なので、こうした失敗しないイベントで盛大に転ぶのも大いにアリだと思うので、ぜひ今色々な経験を積みたいと感じている人はハッカソンに、高専生であればプロコンやKloudハッカソンに参加してみてはいかがでしょうか

最後に

一緒のチームで参加してくれたYukiさんとHareさんはもちろん、こうした貴重なイベントを企画・運営してくださったKloud様、及び協賛の企業様、一緒にハッカソンに出てくれたほかチームの方々に改めて感謝します。

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