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市バス減便?

あれ?まじですか?

FF様からのコメント。「来春市バスが大減便するらしい」。
この呟きに驚いた次第。
そして調べたらとある記事を発見。

りふ=なごやん×天晴甘味屋@鉄道・交通垢(乱浮上?気味)さんはTwitterを使っています: 「今年の1月に記事になっているようだ。 https://t.co/QAKB3JEawT」 / Twitter

さて、ふと思うことが。

確かに、コロナ禍によって当初は政府や自治体およびメディア等の「自粛」の呼びかけもあってか、移動(公共交通含む)の減少が目立っていた。最近は徐々に回復しつつあるも、やはり影響は残っているのかもしれない。

そして、名古屋市独自の話題として、敬老パスの他社利用(一部を除く、市内区間のみ)が可能となった点。それによって普段市バスや地下鉄のみを利用した人も他社路線(バス含む)を利用するようになったことで、逆に市バスや地下鉄の利用が減る可能性が生ずることと。

対象路線は(予想)

では、どの路線が削減の対象となるのか。
なお、単なる削減のほか、経路変更による一部削減も生じるのでは?と予想している。

1)営業係数や営業赤字が特に大きく目立つ路線

まるはち交通センター様が編纂した(出自は名古屋市交通局)資料をもとに考察するのだが、特に気になったのが「営業係数の割に赤字が目立つ路線」「営業係数も赤字も目立つ路線」。
係数の項目では枠が示されていなかったが、栄13も赤字が大きく係数も悪い方に位置する。

なお、赤枠の基準は「令和2年度で係数200で順位が下位の方で2年、もしくは高速1号系統よりも赤字幅が大きいか同等が2年以上続いている」なので一応深夜2号系統も該当するのだが、今回は青枠にした。また、今回は「地域巡回路線」は対象から外した。また、紫枠は「地域巡回路線」に準ずる系統の位置づけと考えて対象外。

2)営業係数や営業赤字が特に大きく下落した路線

基幹バスや幹線系統、深夜バスなどコロナ前後で需要の減少が大きく目立った路線が該当する。
ただ、令和2年度は「自粛」の呼びかけで減少が大きく目立った年であり、それによって需要の減少が赤字を引き起こした面もあり、令和3年度のデータをみないとわからない部分も大きい。
赤字路線においては青枠が該当する。青枠の基準は「令和2年度で係数200以上、もしくは高速1号系統よりも赤字幅が大きいか同等レベル」
なお、係数の件でオレンジ枠がありますが、鳴海11は紫枠で他は青枠に該当します。

3)幹線路線。もしくは路線群を形成する路線の一部

2)に関連するが、削減が厳しい場合は別の路線が対象になる場合もありうる。

4)敬老パスの仕様変更で影響を受ける路線(他社線と並行)

名鉄バスや他社鉄道線と並行している場合はその削減対象になるのではないか?という点。
特に基幹2号系統の栄〜引山区間は並行する名鉄バスも基幹バスとして運転されるだけではなく2)や3)も関連するので、減少幅が大きくなるのではと考えている。

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