38. 自分の中にある優しさ 2020/5/2
今夜は十日夜のお月様。
私が生まれた日と同じ形のお月様です。
夕方、その姿を撮りにベランダに出たらちょうど空全体に薄雲がかかっていて。
優しくて優しくて優しいお月様がそこにありました。
今、本来ならパッキリキラキラ、キンキンに明るい金星も、ホンワリ輝いていました。
ここ2日で黒魔術師さんに、
いい人なんですね
とか、
真面目というよりピュアなんですね
とか、言われました。
最近知り合ったわけではなく、これまでもずっとやり取りしてきた人なのに…。
今までどう思われていたのだろうか。
そしてなぜ今こう思われているのだろうか。
これは一体、どういうことなんだろうかと考えてしまいました。
人との関係とは、難しいですね。。
私は、断るのが苦手です。押しにもとても弱いのです。
見た目は全くそう見えず、むしろ非常に強く見えるのは、顔立ちやキャラクター作りの結果です。
中身が柔いので、先手必勝で、先に攻撃しているのです。
いつからか、もうわかりませんが、そうやって自分を守ってきたのです。
世間知らずで、道を歩けば宗教やよくわからないものにひっかかり、一人で住めば訪問販売を買わされてきた私が、まあまあその程度の失敗で済んでいるのは、多分この防御力のおかげです。
攻撃は最大の防御 なのです。
だけど…、もういいかな、とも思います。
先日友達に、心を開いて接していないのでは?と言われました。
その時、心を開くってなんだろう?と考えました。
心は、誰に対してもあまり開けていないかもしれません。
私は心があまり深くないのです。
すぐ全部が見えてしまう。
やる気になれば掌握するのは簡単なので、そうされるのが怖いのかもしれません。
ただ、もういいのかもしれません。
全て見えても。
強くない姿を見せても。
酷い目には遭わないかもしれません。
世の中はもっと優しいのかもしれません。
柔い部分は優しさです。
自分の優しい部分をずっと守ってきましたが、見せてもいいのかもしれません。
今日のお月様をみて思いました。
優しい優しいお月様。
私は私の優しさを、もっと信じてもいいのかもしれません。優しさは、柔いけど弱いわけではないはずだから。
だいぶ覚悟がいりますが…。
信じると決めます。
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