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『私的気まま子育て帖』Parenting note

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夢中だった日々を ゆるめに振り返りつつ 気ままに綴る 子育てあれこれ
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#入学式

『Dear Girl』

いつからか 大人びて笑うことを覚えて いつからか 涙を隠すようになっていく 差しのべた手を 嫌がって ひとり遠くを 歩き出す 迷う小さな その背中 心配ばかりが 募る日々 頬を通る 朝の風 大きく広げて 君の羽 今はここで 見守ろう 誰より強い 眼差しで いつの日か 心に芽生えた希望の種 いつの日か 小さな蕾が開いてく すぐに抱っこをせがんでた 幼いままの 無邪気な瞳 いつも優しさ携えて 笑顔で歩いていてほしい 心を潤す 春の雨 優しく包んで 君の夢 今はここで 信

中学以後の入学式は動画から写真へめっきりラフへ

前回書いた初めての小学校の入学式のときとは違い、中学校の入学式はそれほど大きな緊張もなく参加した。 気持ちがラフになっているのはあらゆるところに表れる。 服装はパンツスーツになった。(普段ほとんどスカートを着ないのでパンツのほうが断然楽) おしゃれする気合いがすでに入っていない。 もちろん春コートに冬ブーツ。 一方、娘は制服に身を包み、少し大人びて見え、「ああ、成長したな」と感慨深い思いに耽る。 相変わらず、うるっときたりして。気持ちは変わっても涙腺のユルさは変わらない私

席選びで決まった入学式の思い出

入学式とはいえ、まだ雪の残る北海道の4月初旬。 普段の通勤なら春コートだけれど足元はショートブーツだったり、アスファルトは見えてるけれど寒すぎてその逆もあったりと、ちぐはぐなことになりがちな雪国の4月。 でも、さすがに入学式だもの。 キチンとしたほうがいいかな、と。 スーツだしね、と。 服装も悩みつつ、スーツ用の春コートにパンプスを履いて出掛けた親として初めての入学式。 学校に着くまでに雪解け水がストッキングに跳ね、若干足も濡れて失敗だったかなと周りを見ると、冬靴と春靴