天皇杯皇后杯を観て考えたこと。

だいぶ過ぎてしまいましたが、アドベントカレンダー用の記事です。
何を書くか迷った末、先日行われた天皇杯皇后杯ファイナルに判定員として参加して思ったこと、考えたことを書こうと思います。

激闘となった準決勝のジェイテクトSTINGSとJTサンダーズの試合にて。
試合の内容については、まだアーカイブがこちらで見られるのでぜひ見ていただきたく割愛。
https://www.videoflow.io/channel/vfc-_4mg2q0ae

気になったのは、いつもならかなり埋まっているはずの両チーム応援席の観客が少なかったこと。
新型コロナウイルス感染症対策における制限が解除されたものの、会社の方々も遠慮したからなのか、遠征をせずリモート観戦を選択したファンが多かったからなのか、色々な理由があるのだろうと思いますが、「ちょっとこれ大丈夫なのかな?」と不安になりました。
逆に多かったように見えたのが、東京都の小学生連盟や(おそらく)中体連や高体連で招待されたと思われる、バレーボールをやっている子どもたち。3階スタンド席をほぼ埋めていたように思います。

そこで考えたこと。
やはりこれからは未来のVリーガーや全日本の選手を目指す子どもたちに試合を観に来てもらう機会を増やすことが大切。なので今回、たくさんの子どもたちに観てもらうことが出来たのはよかったと思うのですが、あれだけチーム応援席が空いていたのであれば(もちろん埋まっていたチームもありますが)、チーム応援席をもう少し削って、その分を子どもたちの招待席にして、もう少し直近に選手たちのプレーを観る機会を作ってもよかったのではないかと思いました。
また、アリーナの関係者席を別なエリアに設定してもう少しアリーナ席を増やし、ファミリー層限定のエリアを作るのもいいかなとも思ったり…野球の公式戦だったと思うのですが、キャッチャーの後ろの席(バックネット裏)によく子どもたちが招待されて座っているのを何回か見て、バレーボールも、確かに小学生は長過ぎると飽きてしまうこともあるかもしれないけれど、アリーナ席でバレーボールの面白さ、全日本選手やVリーガーのプレーの凄さをもっと直近に感じてもらえたらいいなぁと思ったりします。
最近、チームマスコットを可愛く変更したチームもあり、子ども人気を意識したところが感じられるところもあります。ジュニアチームの活動も盛んになってきましたし、割引のチケットを出したり、子どもやファミリーが訪れやすいホームゲーム運営をしたりと工夫しているチームもあります。
本当に新リーグが2年後に発足するのかは分かりませんが、少しずつ出来ることを増やして、子どもたちの憧れのスポーツに発展していけるよう、微力ではありますが、応援していけたらと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?