オープナー制、ショートスターター全然うまくいかないけど。試合も負けたけどー光が見えた夜ー星は必ず導いてくれるからー

2019 4/11 H×F 5対2

中4日で先発した加藤くん。3回までしっかり抑える。試合の分岐点は4回表。横尾くんが2ベースを打ち渡邉諒が四球。バッターは石川亮。あまり調子がいいとは言えなかったホークス武田ショータン。初回から再三チャンスを逃し、ここは攻略の肝に見えた。

「亮たん、3ボールから打て!」

ここで積極的にならずにいつなるんだ! しかしどストライクを見送ってしまう。フォアボールなんていらないのに。次のストライクも見送り、追い込まれて結局アウト。いろいろと考えすぎているのか石川亮にいつもの思い切りはなかった。

ここから流れがソフトバンクに傾き、その裏にバタバタと4失点。加藤くんは初失点。ショートスターターまた失敗。西村くんも打たれ試合は一気にガタガタに…。

6回裏に登板したのは、金子弌大だった。

おそらく今日の計画は、加藤が行けるところ4回〜5回まで、次に金子が投げて極力リリーフを使わない。できれば休ませたいだったんじゃないかと思う。が思わぬ大量失点。だからと言ってフル回転のリリーフを使うわけにもいかない。投げるとしたらちーちゃんしかいなかった。

0−5の6回のマウンドに上がるなんて、大エース金子ちひろのプロ野球人生に一度でもあったのか。見ている方は気が気でない。ここでまた失敗したらチーム崩壊、今シーズン全部ダメになってもおかしくないくらいの場面。

でもそんな心配はどこ吹く風、のように。ちーちゃんは淡々と投げてくれた。まるでいつもの見慣れた先発投手みたいだった。やっと成立したんだ。そう感じた。栗山監督が、金子弌大にお願いする仕事が普通にできたんだと。

ファイターズは金子さんが投げた後の7回に2得点する。試合は、そのまま負けてしまったけれど、4回裏に立ち上った不穏な煙は消えた。

金子弌大という今年のファイターズにとって一番大事なピースが、今夜はまったんだとしたら。これからは、また描くべき図を探して一つ一つ埋めていく作業があるだけだ。

それにしても打てないなあ。なんとかして金子誠打撃コーチ!

                    ファイターズ 4勝6敗1分け

今日のハイライト 

ハルキくん。昨夜のロンロンのタイムリーのおかげで過敏だった神経が収まったらしい。上機嫌で初猛打賞。明日から札幌ドーム。集中力が途切れないことを祈る。











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