文春野球コラムに代打で登場!顛末記7

エピソード7 生きているとこんなこともあるんだな

(リンク記事つけ忘れてた😅)

文春野球コラムの試合開始、午前11時になった。

しばらくするとファンの方たちの反応がアップされだした。驚いたことに、みなさん、ものすごく褒めてくれている。「共感します」とか「ぐっと来ました」とか「爽快!うまい!文章うまい!」とか。(こんなことマンガ批評をやってたときに、言われたことはない。)

中でもー「風に向かって胸を張れ。わたしたちもその風に乗って一緒に行こう。風の向こうの頂上まで」名文ですーと書かれたツイートに、涙腺が崩壊した。

名文かどうかは別として、わたしの言葉は、通じたみたいだ。伝えることができたんだな・・・。

涙が止まらなくなっちゃった・・・。こんなことが自分に起きるなんて。ただただ大好きなファイターズのことを気ままに書いてきただけなのに、こんな場を与えてもらって、自分の言葉が通じて、こんなに大勢のファンの人たちに喜んでもらえるなんて。

えのきどさんの最後のアドバイス。読者とポエムをつなげる「大事なとこ」が、本当に大事だった。最初のままならば、多分半分も伝わることはなかっただろう。

元の文は、ダメ試合の描写だけが克明で、あとは評論的な展開で、唐突に歌い上げるようなポエムになる。内容からして「上を下への風が吹きまくる」というなら、ダメ試合からの良い試合が入らなければ繋がらないし、読んでいるファンも共感できない。視点の書き込み方について、とても大事なことを教えていただきました。

次々に現れるファンのみなさんのコメントを見ながら、返信しながら、昨日の夜とも今日の朝とも全然違う、幸福で興奮に舞い上がった、眠れない夜を過ごすことになった。感謝感謝の夜だった。

文春野球コラムペナントレースの対決としては、なんとオリックスに勝ってしまった。最初からオリックスの誤審問題の話は、野球ファンみんなの共通の話題だから、勝てないと思っていた。でもおかげさまでファイターズファンの熱い声援の力で勝利することができた。

たった1本のコラムの話が舞い込んでから、二ヶ月。七転八倒の眠れない三日間。トンチキな自分の浅はかさ。

すべてが報われたのか・・・えのきど監督、チームファイターズのお役に立てたのか。

昔の人は言いました。

終わり良ければ、すべて良し。

あるいは

「神は天にあり、この世はこともなし」

アン・シャーリーのように 

曲がり角の向こうには、素晴らしい何かが待っている、かもしれないから。もしもまた、何かの出来事がやってきたとしたら、勇気を出して、出かけてみよう。

吹いてくる風の向こう側まで。











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