文春野球コラムに代打で登場!顛末記4

エピソード4 ファイターズは、どんなチーム? 

文春野球コラム、ファイターズの執筆陣は、えのきどいちろう監督とエース斉藤こずゑさん。HBCラジオで年間聴視率の1位を何年にも渡って続けている『ファイターズDEナイト』の人気パーソナリティで、あだ名は「こずネエ」。エッセイストでも記者でもない。

えのきど監督は、文春野球コラムでの姿勢をこう述べている。(青空百景さん担当コラム、紹介文から)http://bunshun.jp/articles/-/7266

 ー日本ハムは大方針として「元監督」も「現役選手」も起用しません。文春野球コラムをそのような場だと解釈していないからです。ー

こずゑちゃんは、そういう意味で、正しく北海道のファイターズファン代表としてエースに君臨しているわけだけど、えのきど監督は、その他に代打としてツイッターのファイターズファンのアカウントからコラムを書けそうな人を釣り上げて、選手に指名している。

指名されてといてなんだけど、こんな企画がよく通ったなと思う。いわばど素人を採用してイキナリ本番の舞台に立たせるのだ。えのきど監督の勘と判断力と指導力ー采配ーに全てがかかってるし、編集側も説得しなければならない。

わたしは、たまたま経験者だっただけで、えのきどさんは、本当にツイッターしか見てなかったらしい。長文も載せているFBやノートも見てたのかなと思っていたら、そうじゃなかった。

そう振りかえると、やっぱり驚きが先に立つ。だってわたしは、確かに毎日のようにファイターズのことをつぶやいてはいたが、もっと激しくつぶやくファンは大勢いるし、フォロワーも少なくて、コメントもリアル友以外からは滅多にないし、誰も見ていないくらいの気持ちでやってたから。

誰かが見てた。それも大ファンのえのきどさんが、見ていてくれた。

飛び上がって喜んだ。一生懸命原稿も書いた。経験者としてのなけなしのプライドもある。それに12年も毎日ファイターズのことを書き続けてきたんだから。それなりに読めるものは、書けるはずだという自信と、そんな自信てどっからくるの?なんの根拠もないじゃん・・という不安。

緊張しまくって送信した原稿への返信がきた。目をつぶるようにして開けてみた。つぶってたら読めないけど。

「めっちゃいいじゃないですか!」

「ここまできたらあとは微調整」

・・・・・・・・・・・・・・・・(三度、内容を解釈する時間の表現)

まじかああああ・・・・いいんですかああ・・・・。

良かった・・・良かった〜〜〜〜本当に、涙出そうだった。

慣れない仕事と原稿書きと結果への緊張と興奮と不安で、心身ともに疲れきっていたので、余計に感情が揺さぶられたんだろう。

「これはちゃんと出來ている」と感じた自分の感覚が、間違ってなかった。そう安心できることが、嬉しかった。

ようやく終わりなんだな・・・ホッとして、眠りについた。

って、全然、終わってなんかいなかったんだけどさ!

                  

              ここからが本番だった😊 つづく



























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