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10年以上前のチリ高校留学を振り返ってみました。

皆さん、こんにちは。Hola(オラ)!

今日は2007年に初めてチリに到着したことのことを振り返ってみようと思います。もう10年以上も前の話ですが、未だに鮮明にその時の出来事は思い出すことができ、過去の自分から勇気さえもらうことがあるので不思議です。

まだの方はぜひ自己紹介記事からご覧ください ↓

*これから数回に分けて紹介する経験は、あくまでも私個人の経験で、チリの学校が全て同じわけではないのでご理解くださいね*

赤ちゃんに戻ったような感覚

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誰も知らない街で、はじめましての人と「家族」になり、学校に通い始めた留学生活初期。日々、色々な感情がぶわぁーーーっと溢れるのに、何一つ言葉にできないのは実に苦でした。特におしゃべりが好きで、学校では友達とたわいもないことで盛り上がり、ふざけ合うことが日常だったので、気持ちを表現できないことがどれだけもどかしく辛いかを知りました。

初めてホストファミリーと会って、車で家に向かう途中、アンデス山脈の絶景が目に入ってきても、「すごい!綺麗!」という言葉すらわからず、無言で目に焼き付け、今夜、辞書で調べよう。と心に誓ったのを覚えています。

3か国語の日記

最初は何もわからなかったが、毎日スペイン語を聞いていると、何となく皆が言っていることが分かるようになってきたのが留学3か月目。そして自分が話せるようになったのは7か月目でした。

留学中は、毎晩欠かさず、その日の出来事に対する自分の気持ちを日記に綴っていました。その日記は、最初はもちろん日本語で書き始めたものの、途中から英語、後半はスペイン語になっていました。

途中から英語に変わったのは、スペイン語を勉強するにあたって、日本語脳でスペイン語を学ぶより、英語脳でスペイン語を勉強した方がいいことに気づいたからでした。というのも、例えば「私/は/りえ/です」という文章は、最初から英語の「I/am/Rie」を頭に浮かべ、スペイン語に直訳すれば「Yo/soy/Rie」。文法が似ている言語が勉強しやすい理由が分かった瞬間でした。今思えば、自分に合う最良な勉強法を開拓した初めての経験だったかもしれません。

日本の学校の英単語テストは20単語ぐらいを覚えることすらも嘆いていたのに、スペイン語は毎日100単語覚えるようにしていたのでやる気次第でなんでもできるのだなと気づかされました。

自由を手に入れたその先

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日本では校則の厳しい、都内の私立女子校に通っていたので、チリの自由度の高い現地校での日々は、カルチャーショックの連続でした。

日本では、宿題や、部活動、塾など、時間に追われ、「とにかく早く大学生になって自由になりたい~」と思っていましたが、チリでは、その一歩先の、「自由があったら何がしたいのか」を考えるようになりました。忙しすぎて何でもいいから解放されたい!という気持ちになってしまっていたことに気が付き、実際に大学で何を勉強したいかがクリアになっていきました。クラスメートの中には、当時すでに、獣医、医師、シェフ、鉱山技術者になりたいなど、明確に将来の夢をもっているクラスメートがいました。彼らとは未だに交流があり、実際にそれぞれ夢にみた仕事についているので、16歳で既に自身の目指す方向を見つけられている&そこからブレないカッコ良さにすごいなぁと思います。

ザっと3つで振り返ってみましたが、次回は学校にフォーカスしたクスっと笑ってしまうようなエピソードをお届けしようと思います。

♡やコメントもらえたら、とっても喜びます :-)

これからも宜しくお願いします。

STAY TRUE TO YOUR HEART!

りえ

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