見出し画像

能登半島地震は占星術で予測できたのか。2023年春分図・冬至図、そして2024年を読み解く。

あけましておめでとうございます。昨年クリスマスイブから始めたnote。大晦日・元旦とお休みいただきましたが、2024年は本日からスタート。どうぞよろしくお願いいたします。

2024年は大きな地震ととも幕を開けましたね。令和6年能登半島地震。私はこのnoteをスタートさせた昨年のクリスマスイブに金沢を訪れていました。北陸にはお友達やお客様が多くいて、みなさんとお会いしたばかりだったので、地震のニュースを見た瞬間は少しパニックに…

2023年12月25日金沢ランチ会@ハイアットセントリック

事実が受け入れられないまま、少しぼんやりしてしまっていましたが、SNSを通じてお一人お一人の無事が確認でき始め、今は私の心もだんだん落ち着いてきています。
まだまだ余震続いていますね。この寒空の中、心細い思いをしている方、不便な思いをされている方、たくさんおられることと思います。一刻も早く、あたたかく落ち着いた生活に戻れますように。

金沢には姪のはーたんも一緒に行きました。彼女も金沢でお会いした皆さんに本当によくしていただいたので、皆さんのことを心配しておりました。

さて、タイトルにもありますように、今回の地震、占星術で予測ができたのか。現在進行形でもありますし、とても難易度の高いテーマになりますが、私の考察内容として書かせていただきます。

天災や災害はマンデン図で読むのが基本です。能登半島地震は2024年1月1日に起きていますので、2023年春分図と2023年冬至図の担当になります。

まずは2023年春分図から。

2023年春分図:2023.03.21 6:24 E139 N35

ヨード(ヨッド・YOD)が目立つ2023年の春分図。ダブルヨードは東日本大震災が起きた時のマンデン図にも現れていました。詳しくは昨年3月に書いたAstroLoversのコラムをご覧ください。
ヨード以外で気になるとすれば、3ハウス火星でしょうか。ただし、火星は有事を示すものの地震まで絞り込むのは難しいですね。天王星やジュノーの表示がIC付近にあれば地震の可能性がグンと高まるのですけど…。他には4ハウスにパラスで、これだけで大きな地震が起きることを予測するのは難しいなという印象。

次は冬至図。

2023年冬至図:2023.12.22 12:27 E139 N35

冬至図は災害時によく見かけるベスタがIC近くに出現しています。ただし、ベスタは山火事や火山の噴火、ビル倒壊・群集事故といった幅広いケースで特徴的な位置に出現しており、地震もないではないですが、ベスタだけで地震に絞り込むことまではできないんですよね…。
大きな被害があることを示唆する冥王星も月とハードアスペクトをとっているので、何かしら人的被害のある出来事が起こりやすいチャートではあるのですが、とはいえ、冥王星と月のハードは世界共通。どの国でチャートを作っても出現しますから、日本固有の物事には絞り込めません。
最後に注目したのは、アセンダント・金星・ジュノーのヨード。ジュノーは地震を表示する天体であり、アセンダントを含むということは、日本で何かが起こる、となります。(これまでの経験上、アセンダントやMCが絡むヨードはきな臭いです)

冬至図は以上3点が揃ってようやく、何かあるかもしれない、と思える感じ。ヨードにアセンダントを含むことから、冬至図が担当する12月22日から翌年3月20日までの約3ヶ月間のうちでも早い時期に起こり、金星が絡むことから、経済的損失の可能性。ジュノーもさまざまな可能性はあるものの、IC近くにベスタ、冥王星と月のハードアスペクトで災害、それも地震の可能性が高い。そのように考察を重ねてやっと辿り着ける感じでしょうか。

ちなみに、2023年の春分から1年間に関しては、夏至図が最も危険度が高いと思っていました。

2023年夏至図:2023.6.21 23:58 E139 N35

ジュノーがICに非常に近づいています。しかも太陽と合。地震といえばもちろん天王星も重要で、こちらも火星とのアスペクトをきっちり作っています。ただ、冥王星は比較的穏やかですね。11ハウスですし、太陽や月とのアスペクトがないので、地震活動や地殻変動は活発化しているけれど、大きな被害として出なかったということになるのでしょうか。

ちなみに2024年春分図はどうなっているかというと、IC付近にまず目立った天体はなく(ジュノー3ハウスになりますが、ICからかなり離れている)、アセンダントやMCを含む意味深なアスペクトも見当たらずで、2023年のマンデン図に比べるとかなり穏やかな印象です。

2024年春分図:2024.03.20 12:06 E139 W35

3月20日までは、2023年春分図そして2023年冬至図の影響内となりますので、まだまだ油断はできませんが、2024年春分を超えてからは明るさのあるムードで過ごしていけるのではないかと思っています。
(また、しっかり一つ一つ解析していきますね!)

本日記事で使用したチャートの画像はホロスコープアプリSignatureで作成しています。Signatureなら、ご自身で作成したホロスコープをpng形式の画像にしてSNS等で自由にお使いいただけます。(クレジット表記や許可は不要です。)無料プランもご用意しておりますので、お気軽にお試しください。
▶︎ホロスコープアプリSignature利用登録ページ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?