「行間」を読むことで、スピリチュアルな感覚も育つ!

今回は「スピリチュアルリーディング(見えないなにかを感じ取る力)を高めたいのですが、どうしたらいいですか?」という質問をいただいたので、こちらに書いてみようと思います。


「行間」を読む。
……という言葉がありますよね。

"文章の「行」と「行」の間を読む" という意味です。
つまり、文章に直接的に表現されていない筆者の意図を汲み取ることです。

この「行間を読む」という行為は、「文章」のことだけに限らず、この世のほとんどに当てはまるなぁと思うんです。

それは、「そこに見えているもの」はすべて、何かの現象の一部だから。

例えば、今、私の目の前には、精油の入ったボトルがあります。
小さな茶色の遮光瓶です。

この精油は多くの人々の思いと行動の結果として、ここにあります。

人だけではなく、大地とか天候とか、天体とか、色々な影響もあって、とりあえず今、ここにあります。
この「人々の思い・行動、大地とか天候とか天体とか、色々」が「行間」にあたります。

この「行間にあるもの」を感じ取ることは、人の気持ちを察したり、何かの法則を発見したり、ぱっと見ではわからない様々なことに気づいたりすることにつながります。

そして、スピリチュアル・リーディングは、この「行間を読む」ことでもあります。

文章を読む際、「行間にあるもの」をキャッチするには、まず表されている「行」をそのまま、まっすぐに受け取る必要があります。

ただ、ここに読み手の「偏り」が入ってきやすいのも、一つの事実。
私たちはみんな、どこかしら偏っているものです。
好き嫌いがあるのも、意見があるのも、その証。
つまりは「個性」ですから、偏りがあるのはむしろ素晴らしいことです。

けれど「行間」を読む際には、その個性をいったんオフにする必要があります。

100%といかなくても、できるだけ、なるべくフラットに受け取る姿勢を持って「目に見えるものごと」を受け取り、その「行(表れているもの)」と「行(表れているもの)」の「間」へも、なんとなく意識を向けておくんです。

何か特殊な訓練をしなくても、日常の中で以下の3つを気を付けているとスピリチュアル・リーディングの力も上がっていきます。

・なるべくフラットに物事を見るようにする
・目の前にある「物」に関わった人々、物事を想像してみる
・知識だけに留めず、実際に「経験」してみる


今回は以上です。
何かの参考になっていたら嬉しいです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?