フォローしませんか?
シェア
3 シィ 司令官専用のラウンジのソファで仮眠をとっていたシィ(カイル・キートス白兵戦大佐)は、誰かが入って来た気配を感じ、反射的にむくりと上半身を起こした。 まだ覚醒しきっていない視界にこちらへ向かって来る人影が見えた。猫背の、明るい茶髪を短く刈り込んだ、目つきの鋭い、よく見知った男だった。 (あ、カイか) シィは額にかかる前髪をかきあげながら、反射的にいつもの営業スマイルを浮かべた。 「やっほー」 「やっほーじゃねぇよ。またここで寝てたのかよ。自分の