青春の記録(韓国ドラマ忘備録)

毎晩1〜2話ずつ観ていたら、割とすぐに観終わった。

1番印象に残っているのは↓この劇中劇、ドラマの中のドラマシーンだったかも。パクボゴム、かわいい。モデルから俳優に転向して、なんとかチャンスを掴もうと頑張っている最中、このドラマがきっかけで一気にスターになっていくのだけど、実際のパクボゴムも人気の出始めは、そんな感じだったのだろうと思う。

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そして、スターになっていく過程でさまざまなことが起こる。事務所がギャラをくれなかったり、スキャンダルで食べている記者やYouTuberにあることないこと書かれたり、言われたり。家族からも応援をうけられなかったり、友達同士でも貧富の差があったり。そんな中で少しずつ成長していく青春の記録。

へジュンは親に借金があり、父は大工。母は友だちの家で家政婦をしている。高校を卒業してからずっとアルバイトをしながら、モデルの仕事をしたり、ドラマのオーディションを受けたりしている。

パクボゴムについての紹介記事などを見ると、家族の借金を肩代わりしたりと、いろいろ苦労したみたいだから、へジュンと重なる部分が多いかもしれない。

私の青春はすでにかなり昔なので、パクボゴムたち目線というより、彼らの親目線でこのドラマを見てしまった。へジュン、ジヒョ、ジヌ、ジョンハ…それぞれの両親が出てくるが、それぞれみんな違うタイプの親たちだ。かなり誇張されているようなところもあるけれど、どの親を見ても、あ、わたしにもそういうとこあるな…と思える。

このドラマを見ていると、子どもが成長すればするほど、あの時もっとこうすれば…と自分がどれだけ未熟な親だったか、思い知らされるのが、正常な親の歳の取り方のような気がする。そして、今もこれからもそういうことに気づいて、情けなくなりつつも親をやっていくんだなぁとヘンなところでしみじみしてしまった。

あとは若くしてスターになり、みんなをときめかせているみなさんは(もちろんBTS、ホビ含む)、思い切り人を好きになって、恋愛もして、友だちともたくさん遊んでほしいなと。(バレると大変そうだから、バレないように事務所がいっぱい気を使ってほしい)

ジョンハ役のパクソダムはパラサイトで半地下一家の娘役だったけど、その時とはまた雰囲気が全然違ってた。かわいくて、まっすぐ。そしてとてもしっかりしている。しっかりしようと一生懸命なところが、かわいい。(シュガに似てる)

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このドラマでは、きっとパクボゴムもこんな風に人を好きになったり、兵役にいつ行くか、役者としての自分をどうしていくか、いろいろ考えていたんだろうなぁとその姿が想像できて、それもよかった。

ただ、このドラマに出ている若者たちみんなまっすぐで、本当に青春!という感じなのだけど、なんだか聞き分けが良すぎて…。

ジヌたちは親の庇護を受けずともやっていけるよう、しっかり勉強してから、ジョンハは自分の夢を叶えたら…と、それぞれの恋する想いを青春の1ページにして終わらせてしまえるところが、私とは違って大人だなと💦

へジュンたちはみな同い年で26歳という設定。私が26歳の時は、会社を辞めて日本語教師になろうとしていた頃。で、今の夫と出会い、あまり深く考えることもなくただ好きだからと結婚。青春の1ページでは終わらず、今もヨレヨレになったページをめくり続けている…😆

そうそう、ヘナがジヌと付き合う前に子宮頸がんの予防接種を受けてこいと言い、男3人で受けにいくシーンがあるのだけど、そういうシーンがさらっと入っているのは良かった。子宮頚がんを予防するのは女性だけがすることじゃないというメッセージになっていて、よかった。

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↑子宮頚がん予防接種シーンの時の写真

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