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ピアノ教室 子供のレッスンにするか大人のレッスンにするか

教室をはじめるにあたって 「子供中心の教室にするのか、大人の教室にするのか」

昨今は 少子化対策の一環からはじまった「大人のレッスン」が大盛況です。

これから教室を開業されようとお考えの先生、もうすでに教室をやられていらっしゃる先生がいらっしゃると思いますが、みなさんはどのようにお考えですか?

お住まいの地域や教室所在地の立地条件や周囲にピアノを習う年齢の幼児や小学生が多く存在しているかどうかも大きいでしょうし、または一口に”大人” といいましても、20代~70、80代までと世代は様々なんです。

そしてそれらの指導法は大きく異なります。

大人の指導法も世代によって全く異なるのです。

例え求めていらっしゃることが同じでも取得能力と速度が甚だ違いますから。

①子供の生徒のみを教えたい。

②子供の生徒を中心に大人も教えたい。

③とくにどちらと決めないでお申し込みがあった順にレッスンを入れる。

④大人のみの大人のピアノ教室にしたい。

これらのいずれかに属するかと思われます。

それは教室の所在地がどのような年齢層が多いか少ないかということも関係しますが、最近は先生自身のお考えがあって子供だけの教室、または大人のみのピアノ教室にされていらっしゃるところも目にいたします。

要するに 「どなたでも来て下さい」にはされていらっしゃらないということです。

はじめからそのように掲げていたのか、それとも途中からそのようになさったのかは定かではありません。

私は特にこだわりはなく始めは③でした。

それが思っていた以上に子供が増えていき②になっていきました。

一時期は夜7時以降は連日30分刻みで大人で埋まって行列ができていました。

地域柄車移動の方が99%でしたので、職場→生徒さんのご自宅と反対方向にあっても喜んで通って来てくれたことには今でも感謝しています。

今の横浜に教室を移転して今年で8年目になるのですが、事情が変わりました。

始めのうちは以前と同じように夜は大人の方のご希望で埋まっていましたし仕事上の事情でもない限り2年とか場合によってはそれ以上レッスンを継続される方もいらっしゃいました。

(移転当初からとは申しませんが結構な年数を通ってきて下さる方が今現在も何人もいます)

ところがここ近年で世の中の事情が大きく変わり、いろいろ分析してみました。


また、地方と都会でも大きく違います。

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