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薬剤師である私が占星術をする理由

こんにちは。りえこです。
noteを書くのは久しぶりですが・・・
この間、私にしては、なかなか激しく動いておりました!

何をしていたのかと言いますと、タイトルにもある通り占星術を学んでいました。
そして、なんとすでにリーディングもさせていただいています
🫢

今回は、どうして私が占星術を学ぶことになったのか、その理由を書いてみたいと思います。

仕事で感じる無力感

私の本業は精神科病院の薬剤師です。
普段は処方されたお薬を作ったり、患者さんにお薬について説明したりしています。

仕事をする中で、ふとわいてきた疑問。

なぜ病気は起こるんだろう?
病気は、ただ偶然起こった悪いものなのだろうか??
薬を飲むことで、本当に病気は治るんだろうか・・・

もちろん、病気は悪くないなんて言うつもりはありません。
お薬のおかげで救われることもたくさんあります。

でも、やっぱり『薬は今の辛さを和らげてくれるもの』であって、治してくれるものではないのではないか、と考えるようになってきました。

私が勤める病院には、統合失調症やうつ病など、メンタルの不調に苦しむ患者さんがたくさん来院します。
治療には主に薬を使いますが、効果がある方もいれば、なかなか自分に合う治療法が見つからない方もいます。
そして、多くの方は予防のために服薬の継続が必要となります。

患者さんからよく聞かれることがあります。
『いつまで薬を飲まなければいけませんか』

そもそも、どうして病気になる人、ならない人がいるんだろう。
食べ物?生活習慣?それとも思考のクセ??
治療と並行して自分を整えていくことで、もっと改善しやすくなる可能性は考えられないかな・・・

そこから、私の中医学、エニアグラムの学びがスタートしました。


エニアグラムって何?と思われる方も多いと思うので、日本エニアグラム学会のHPより、説明文をお借りしてきました。

エニアグラムという言葉はギリシャ語で、エニアは「9」、グラムは「図」を意味します。

9つの点をもった円周と、それを繋ぐ線からできています。この図がどこで生まれたのか、歴史ははっきりとわかっていませんが、『宇宙万物の本質を表す象徴』であり、図の起源は古代ギリシャ、あるいは古代エジプトにまでさかのぼるとも言われています。

エニアグラムの性格論は、1960年代に作られたもので、1970年代からアメリカで精神医学や心理学の研究者が注目し、研究を重ね、理論を発展させ続けているもので、新しい人間学、心理学として世界各国に広がっています。

日本エニアグラム学会 HPより

エニアグラムは、人間の思考タイプを9つに分類して考える心理学です。


中医学の考え方を使って体を整えていき、エニアグラムを使って自分の考え方のクセを理解し、自己受容できるようにする。

でも、もうちょっと何かが足りない・・・

エニアグラムでは、その人が生まれ持った気質に育った環境が加わり、各タイプが形成されていく、と考えます。

では、生まれ持った気質を知ることができれば何か変わるのでは?
気質を知るためにはどうすればいいんだろう・・・

占星術を選んだ理由

『生まれ持った気質』ということは、誕生日からわかることが何かあるかもしれない。
では、何を学ぶ?

そこで私が選んだのが『西洋占星術』でした。

実は、私自身『自分は何をしたいんだろう』といった自分探し歴が長かったんです。

自分探しの中で、色々な占いや診断も受けてきました。
西洋占星術に始まり、じぶん診断、MBTI診断、エニアグラム、ストレングスファインダーなど。

色々受けていると、だんだん自分の特徴が被りだしました。
違う診断を受けているはずなのに、なぜか同じようなことを言われることもしばしば。

その中で、なぜ西洋占星術を選んだのか。
それは、子供の頃から興味があったからです。
小学生の頃、本が大好きだった私は、よくギリシャ神話なども読んでいました。
そして、もちろん星座にも興味があった。

四柱推命やマヤ暦なんかも検討しましたが、やっぱり子供の頃からの気持ちには敵いませんでした。

色々な診断の中で、西洋占星術に一番わくわくしたし、私にとって思ってもみない可能性を示唆してくれもしました。

今は、教えてもらった可能性について、自分自身で実験・検証しているところです(笑)

占星術はただの占いなのか?

占星術。
よく『占い』として見られますが、その歴史は大変古く、古代バビロニア発祥とされています。昔は天文学者が占星術を行なっていたくらい、この2つは身近なものでした。
古代では、星読みをして国家や王家の吉凶を見ていたそうです。

占いというより統計学。
古代バビロニアの時代から現代まで、積もりに積もった統計データから導き出されていると思うと、なんだかロマンチックですよね。

占星術なんて非科学的と言われる方もいるかもしれませんが、現代の医学も統計データを使って考えられていることがたくさんあります。

私個人としては、占星術も医学も、考え方は何も変わらないのではないかと思っています。
いろいろな方をリーディングさせてもらいながら、自分の中にデータを溜めていくことで、何か見えてくるものがあるのではないか、と期待しています。

私が占星術を通して伝えたいこと

では、結局占い師になりたいのか?

そう聞かれると答えは『ノー』です。

あくまで私は、ツールの1つとして占星術を扱えるようになりたい。
中医学、エニアグラム、占星術など、色々なツールを使いこなしながら、
自分を知りたい、変わりたいと願っている誰かのお手伝いをしたいと思っています。

自分自身を知り、自分の未来を自分で選んでいける。
それだけで、生きるのってとても楽になるのではないかと思うんです。

辛くなった時、自分で自分を癒すことができれば、病気になる確率をグッと減らせるのではないか・・・
そう考えて、いろいろなことを学んでいるところです。

占星術は、あなた自身もまだ気付いていないようなたくさんの可能性を教えてくれます。

  • 何か始めてみたいけど、何をしたらいいかわからない

  • 得意なことがわからない

  • なぜかわからないけどモヤモヤしてしまう

そんな、過去の私と同じような悩みを抱えている方、一度占星術を使ってあなただけが持つ素晴らしい才能の原石を探してみませんか?

なかなか動き出すことのできない最初の一歩。
『占星術で向いていることをやってみる』というのも、そう悪くない選択かもしれませんよ。



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