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DATA Saber IntermediateI Q5~つまづきポイント~

こんばんは。Riekoです。
今回は、私がDATASaberの技術試練で最も苦労したといっても過言ではない、
Intermediate Q5について解説します。
まず、問題を見てみましょう

Intermediate Q5

売上トップ10/ワースト10製品の利益は良好でしょうか?
もし赤字の製品がある場合、
もっとも赤字の製品数が多いカテゴリはどれでしょうか?

Intermediate Q5より

問題文からして、セットを使うことがわかります。
売上TOP10, WORST10製品のセットを作成してフィルターで絞り込み、TOP10とWORST10製品を分け、軸を独立させて表示する、そこまでは大半の人ができたと思うので、説明は割愛します。


IntermediateI途中経過

私はこのあたりからどうしたらいいのかわからなくなりました。
この後どうしてくのか、手順を追っていきましょう。

利益をフィルターに入れる

列にある「合計(利益)」をコピーして、フィルターに入れます。
連続値なので、範囲が出てきますが、「最大値」を0にしてフィルターすると、利益がマイナスのマークだけ絞り込むことができます。

利益をフィルターに入れた結果

因みに、利益をフィルターするとき、「合計」で絞り込みます。
他のディメンションで集計された値だからですね。

カテゴリを色に入れる

次に、カテゴリを色に入れます。

カテゴリを色に入れた結果

利益がマイナスのマークしか出ないので、「家具」は利益が出ている製品が多いことがわかります。(売上TOP10&WORST10製品に限った話ですが)

利益のランクを作る

ここが大きなポイントなのですが、
ランクの軸を作って、マークに空白がないようにしていきます。
そのためには、以下の手順を行います。

  1. 列の利益を列にコピーする

  2. 1. を「簡易表計算」でランクを選ぶ

  3. 2. を「不連続」にする

  4. 3. を行に持っていく

  5. 「製品名」を詳細に移動する

  6. 4. の「合計(利益)」のディメンションを、「次を使用して計算」から「製品名」を選ぶ

  7. フィルターにある利益を外す(マイナス値以外も出てきます)

  8. 「色」マークにある「カテゴリ」を「属性」にする

ここまでできたらこのようになります。

Q5の完成図

これでQ5は完成です。
これで、利益がマイナスではない「家具」も表示されるようになり、
行の空白もなくなりました。
ポイントは、利益のランクを作ることで、一目で利益が出ているかわかるようにしよう、ということです。

おわりに

いかがでしたでしょうか?
ここに書いた手順の他に正解はあるとは思いますが、
KTさんが作られていたvizを自分のモノにしたかったので今回記事を書きました。
Intermediate Q5以外にも、ランクをヘッダーに持ってくるvizのテクニックは技術試練で何度も使われていて、とても大事な要素であることがわかります。
ランクにする、不連続にする、行に持っていく、一個一個の手順をしっかり理解しておきましょう。
最後まで読んでくださりありがとうございました。

Rieko

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