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DATA Saber ord10 マナビバ 振り返り

こんにちは。Riekoです。
今回は2023/4/29に行われたMikaさん主催のマナビバ、ord10勉強会の振り返りを書いていきます。

はじめに

ord10はすべての設問が繋がっていて、最初は表計算ソフトなどを使って個々人がバラバラに集計などを行っていた組織に所属するDATA Saberの一人(ここでいう「あなた」)が、BI製品を導入し、組織が変わっていく様子を描いたもの。だんだんとStoryが進んでいることを念頭に置こう。

Q1

「言われたとおりに伝統の集計表を再現する」これにチェックを入れた方がいいのか?
「伝統の集計表を作りながらもグラフを添えて視覚的効果をプラスする」
もあるので、どちらが良いかを考えよう。
伝統の集計表を作成するだけだと変わっていかないのではないか。

Q2

「紙がもったいないから総務に怒られるのではないか」
この状況が具体的にイメージできない人もいることを考えよう。
コロナになってから、紙で印刷するという文化がかなり狭まった。
コロナ後に入社した若手社員や学生さんは、紙で印刷することや白黒印刷などイメージしづらいので、DATA Saberになったらそのあたりの背景知識を説明してあげるとよい。

Q3

私自身、最後のチェック、「結局Tableau Desktopにかけた費用が無駄になります」でかなり悩んだ。
Creatorライセンスは費用が高いので、そこにかけたお金が無駄になってしまう。
Tableau製品も昔はTableau Desktop製品単体での購入が可能だった。
また、Tableau Serverを導入せずDesktopで出力したtwbxファイル等をTableau Readerで見ている組織は思いのほか多い。
また、Tableau Readerはバージョンが合っていないと使えないので、四半期ごとにバージョンアップする工数が必要になる。
実際にTableau Readerを使ってみるとイメージがつきやすい。

Q4

私自身は「励ます」に違和感を感じてこれは違うと判断した。
ただこの問題で重要なのは「励ます」ではない。
「毎回」15分くらいで、ということ。
Tableauを導入すればデータの更新は毎回手作業ではなく自動更新である。

Q5

zen問答全体が、「あなたならどうする?」というアンケートではなく、
DATA Saberとなった人がDATA Saberとしてすべきこと、を問われていることに気を付ける。
モダンBIのあるべき姿としては、人間が本来すべき作業はルーティン化された単純作業ではなく、Visual Analiticsのプロセスである「Task」や「Act/Share」の方だということを念頭に置こう。

Q6

IT部門のApprenticeの方は、DBには必ずID/パスワードが必要と考える。
それは間違っていないので、Tableau Serverを導入するとどのようにDBとやりとりすることになるのか、自分の言葉で説明できるようになろう

Q7

ビジネス部門の方はWeb編集できることを知らないかもしれない。
でもビジネス部門の方個々人が、自分自身でレポートを作成できるように促すことは大切だということを念頭に入れよう

Q8

これは私自身、社内でTableau Serverの活用が進んでいないので身につまされる問です。
「各部門に最低2人はCreatorユーザーを育成する」
これがなかなか難しくて、小規模の組織では難しいことがある。
DATA Saberの制度以前に行われていたTableau Jedi Boot Campは、Tableauを積極的に活用しているパートナー企業などのメンバーを集めてそこからCampionを育成していた、という背景がある。
Campionの育成については、チャンピオンの育成について細かく説明されているBlue Printがあるので、目を通してみよう

Q9

同僚にとって余計悪い方向に進んでしまわないよう、できるアクションをDATA Saberならどうするかを考えよう

おわりに

zen問答は3月のうちにクリアしていたのですが、
今回参加してまた新たな学びがありました。
Mikaさんは多くの弟子をすでに育成しているので、
ご自身の言葉で、「なぜ違うのか」を説明されていて、
本当にすごいと思いました。
私自身、DATA Saberになれて少ししたらあまり間隔を空けずに弟子を育成してみたいと考えているので、とても勉強になりました。

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