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足すより、磨く

おそらく、長期間仕事を休み、自分の思うタイミングで色々なことができる機会は、この先何十年と来ないであろうと思うのです。

ただ、あくまで育休ですし、我が子の育児が最重要なのはもちろんですが、2月中旬までは夫も育休をとってくれているし、遠慮なく自分メンテナンスに時間を使うなら、今のうちです。

先月は思い切り短く髪を切りました。
今日は、初めて行くフェイシャルエステ店へ。

クレンジング、洗顔、シェービング、超音波で毛穴汚れの除去、などなど、たっぷり2時間。
とにかく快適で、うっかり途中、寝てしまいました。
終わってみたら、顔がピッカピカ、つるっつるです。

顔の産毛をプロに剃ってもらうのは、約10年前の、結婚式の準備のとき以来。

クレンジングにしろ洗顔にしろ、
顔に触れる手の、力の弱さに驚きました。
日頃いかに自分が乱暴に肌に触っているか実感。
いつもごめんね私。もっと大事にするよ。

施術後は当然スッピンなわけですが、頑張ってフルメイクしたときよりもずっと満足感がありました。

これでいいじゃん。
これでどこでも行ける、誰とでも会える。
むしろ、誰かに会いたい。誰かに見せたい。

そんな気分になるほどでしたが、長男どんぐりの保育園へお迎えに行く時間が迫っていたので、寄り道はせず。

私は、自分に何か足す、デコレーションするよりも、なるべく素でいられるように磨くことのほうが快適に感じるみたいです。

以前、妹がネイリストを目指していた時期があり、よくジェルネイルをお願いしていましたが、色々なデザインを試したものの、オフしてバッフィングしてもらった状態が一番好きだな、と思ったのでした。

自分の爪の、ピンク色の色味が一番、自分の手全体に、似合っているじゃないか。

当然と言えば当然ですが。

というわけで、来月も夫に相談の上で時間を作り、ネイルケア(ファイリング、甘皮処理、バッフィング)のみ丁寧にやってもらいに行ってみたいと思います。

美容院にしろ、顔剃りやエステにしろ、ネイルサロンにしろ、普段からまめに通われている方もいらっしゃるのだろうと思うのですが、私は美容院すら3ヶ月に一度、他は何年もご無沙汰という有様です。

そのおかげで、何もかも雑なセルフケアで済ませている日常から、ちょっと思い切って時間を設定し、夫に甘え、プロに自分メンテナンスをお願いすることが、私にとっては非日常体験で、エンターテインメントになってしまいます。

いつもより清潔なスッピンが、とても嬉しくて、自動的にニコニコしてしまう。
2時間と5000円で、ご機嫌母ちゃんの出来上がりです。

足さずに磨く体験シリーズ、来月で最終回か、その先もやりたいことが出てくるか、わかりませんが、楽しめたらまたnoteに書いてみたいと思います。

今日も読んでくださり、ありがとうございます。

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