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今、読みたい本/ケアすることって、何❔✨


人のケアをする・・・

簡単な事ではないけど、喜びや感動もありますね。


ただ、ケアすることに一生懸命になってしまい、

自分自身がとても疲れてしまった経験は多いと思います


ケアする側にもケアって、必要。

それは、お互いが尊重しながら生きる意味でも、とても大切なことだと感じます。


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今、読みたい本/ケアすることって、何❔


◇居るのはつらいよ: ケアとセラピーについての覚書 (シリーズ ケアをひらく)

「ただ居るだけ」と「それでいいのか?」をめぐる
感動のスペクタクル学術書!
京大出の心理学ハカセは悪戦苦闘の職探しの末、ようやく沖縄の精神科デイケア施設に職を得た。
しかし、「セラピーをするんだ!」と勇躍飛び込んだそこは、あらゆる価値が反転するふしぎの国だった――。
ケアとセラピーの価値について究極まで考え抜かれた本書は、同時に、人生の一時期を共に生きたメンバーさんやスタッフたちとの熱き友情物語でもあります。
一言でいえば、涙あり笑いあり出血(!)ありの、大感動スペクタクル学術書!


【出版社からのコメント】
主人公の若き心理士は、ようやく見つけたデイケアの職場で、上司からいきなり「トンちゃん」と命名され、こう言われた。
「とりあえず座っといて」
座ってみる……。凪の時間……。
トンちゃんは1分と間が持たない。そこで隣で新聞を読みふけっているおばさんに話しかけてみた。「あの……何を読んでおられるんですか?」
「新聞だけど」
 そりゃそうだ、見りゃわかる。
「……なんか面白いことありますか」
「別に。ただのスポーツ新聞だけど」  「……ですよね」
心理学ハカセの専門性ははかなく砕け散った。
しかし、甲子園に出た興南高校をテレビで一緒に応援したり、朝夕ハイエースでメンバーさんを送迎したり、レクの時間に一生分のトランプをすることによって、やがて「ただ居るだけ」の価値を見出していく。
それにしても、なぜこの「ただ居るだけ」の価値が人々に伝わらないのだろうか。
トンちゃんは、「居場所」「暇と退屈」「愛の労働」「事件」「遊び」「中動態」「会計」「資本主義」などの概念を足がかり、探求を始めた。
この探求の旅は、彼自身の一身上の変化とともに、意外な方向に転換する。なぜこの「善きケア」がときにブラック化していくのか、という問いが彼を衝き動かしたのだ。
一般社会で居づらい人たちのためのアジール(避難所)が、なぜアサイラム(収容所)に転化するのか?
それは偶然の出来事なのか?
ケアという行いに内在した構造的な原因があるのか?
そして、いったい何がケアを損なうのか?
トンちゃんは血を吐きながら(実話)、じりじりと真犯人を追いつめていく。
――本書の価値は、これらの考察が、見事な物語として展開しているところにあります。
主人公をとりまくハゲ、デブ、ガリの看護師三人組にはケアの何たるかを教えられ、強気の事務ガールズのヒガミサと「ケアのダークサイド」に挑み、月の住人ユウジロウさんには内輪受けのギャグで心底癒されます。
そして最後、主人公がこのデイケアを去るとき、やくざに追われ続けて20年のヤスオさんとのキャッチボール風景はじつに感動的です。ここでは詳細は書けませんが、代わりに著者の言葉を引いておきましょう。
「ただ居るだけ」の価値を、僕は官僚や会計係を説得する言葉にすることはできない。
だけど、僕は実際にそれを生きた。だから、その風景を、そのケアの質感を、語り続ける。
本書はケアとセラピーについて考え抜かれた思想書であると同時に、沖縄で知り合った人々との魂の交流を描く、極上の物語です。
著者について
東畑開人(とうはた・かいと)
1983年生まれ。2010年京都大学大学院教育学研究科博士課程修了。
沖縄の精神科クリニックでの勤務を経て、2014年より十文字学園女子大学専任講師。
2017年に白金高輪カウンセリングルームを開業。
臨床心理学が専門で、関心は精神分析・医療人類学。
著書に、『美と深層心理学』京都大学学術出版会、『野の医者は笑う』誠信書房、『日本のありふれた心理療法』誠信書房、監訳書に『心理療法家の人類学』(J.デイビス著)誠信書房がある。

*著者より
「この本は僕の青春物語です。夢見る青年が現実と出会って、完膚なきまでに打ちのめされるお話だからです。そのほろ苦い、いや苦杯を一気飲みするようなきつい敗北を経て、僕は友情と知を得ました。ですから、沖縄のデイケアで人生の一時期を共に生きた人々の物語、そしてケアとセラピーという心の援助をめぐる中核的問題についての僕なりの答えが、この本です」――東畑開人



◇水中の哲学者たち

小さくて、柔らかくて、遅くて、弱くて、優しくて、
地球より進化した星の人とお喋りしてるみたいです。
──穂村弘
もしかして。あなたがそこにいることはこんなにも美しいと、
伝えるのが、哲学ですか?
──最果タヒ
みなが水中深く潜って共に考える哲学対話。
「もっと普遍的で、美しくて、圧倒的な何か」
それを追い求めて綴る、前のめり哲学エッセイ!
「もっと普遍的で、美しくて、圧倒的な何か」それを追いかけ、海の中での潜水のごとく、ひとつのテーマについて皆が深く考える哲学対話。若き哲学研究者にして、哲学対話のファシリテーターによる、哲学のおもしろさ、不思議さ、世界のわからなさを伝える哲学エッセイ。当たり前のものだった世界が当たり前でなくなる瞬間。そこには哲学の場が立ち上がっている! さあ、あなたも哲学の海へダイブ!
人々と問いに取り組み、考える。哲学はこうやって、わたしたちの生と共にありつづけてきた。借り物の問いではない、わたしの問い。そんな問いをもとに、世界に根ざしながら世界を見つめて考えることを、わたしは手のひらサイズの哲学と呼ぶ。なんだかどうもわかりにくく、今にも消えそうな何かであり、あいまいで、とらえどころがなく、過去と現在を行き来し、うねうねとした意識の流れが、そのままもつれた考えに反映されるような、そして寝ぼけた頭で世界に戻ってくるときのような、そんな哲学だ。(「まえがき」より)
【目次】
1 水中の哲学者たち
2 手のひらサイズの哲学
3 はい、哲学科研究室です
出版社からのコメント
もっと普遍的で、美しくて、圧倒的な何か。それを追い求めて綴る、前のめり哲学エッセイ!

著者について

永井玲衣(ながい・れい)
1991年、東京都生まれ。哲学研究と並行して、学校・企業・寺社・美術館・自治体などで哲学対話を幅広く行っている。哲学エッセイの連載なども手がける。独立メディア「Choose Life Project」や、坂本龍一・Gotch主催のムーブメント「D2021」などでも活動。詩と植物園と念入りな散歩が好き。 --このテキストは、tankobon_softcover版に関連付けられています。



◇ヤングケアラー 介護する子どもたち

ほとんど知られていなかった若者による、家族の介護の実態。取材班の報道をきっかけに、自治体が調査を開始、そして国が動き出す――
第25回新聞労連ジャーナリズム大賞・優秀賞毎日新聞連載「ヤングケアラー 幼き介護」の書籍化!
学校に通いながら、家族の介護をする子どもたちがいる。父母や祖父母、きょうだいに病気や障害があるために一番身近にいる若者たちがそのケアを担ってきた実態は、これまであまり知られていなかった。
家族だからという理由で「手伝い」としてしか見られてこなかった介護。しかし家族を支えるために、自らの学業や生活を犠牲にせざるを得ないこともある。
彼ら「ヤングケアラー」たちの存在を認知してもらうため、記者が丹念に取材し、追いかける過程を描いたノンフィクション。



◇10代から身につけたい ギリギリな自分を助ける方法

私は、「守られるべき存在」だ。

学校に行くことのつらさ、家にいることの苦しさ、自分自身についての悩み…さまざまな生きづらさを解決するヒントを集めた1冊。
中学生・高校生~大人まで読んでほしい、精神科医が教える“頼る”ことからはじめるセルフケア。
第1章 自分を助けるためにできること
第2章 友だちの悩み
第3章 恋愛の悩み
第4章 家族の悩み
第5章 自分自身の悩み

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
井上/祐紀
児童精神科医(子どものこころ専門医)。1998年岐阜大学医学部卒業。2011年社会福祉法人日本心身障害児協会島田療育センターはちおうじ(診療科長)。2014年公益財団法人十愛会十愛病院(療育相談部長)。2015年社会福祉法人青い鳥横浜市南部地域療育センター(所長)などを経て、2019年東京慈恵会医科大学精神医学講座(准教授)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



◇発達障害で問題児 でも働けるのは理由がある! (こころライブラリー)

課題だらけの発達障害の子。でも、就職してちゃんと働いてます!発達障害の子をもつ親、本人、そして支援者にオススメ!
「自分に合う仕事はどうやって見つける?」
「発達障害のさまざまな特性に、どう対処する?」そんな疑問がみるみる氷解する快作。
実体験をつづったコミックエッセイと専門家のわかりやすい解説で、手に取るようにわかります。
●夜遊び大好き 
●成績は下から3番目、卒業までに補習25コマ
●体調管理が大の苦手
●聴覚過敏・感覚鈍麻あり
●バイトで失敗、就職面接でも大ピンチ・・・こんな課題だらけの「リュウ太くん」ですが、紆余曲折の末、希望していた仕事にギリギリ就職できました!決め手となったのは、高い能力でも、資格でもありません。
「無欠勤」「ほどよい社会性」「強みを活かす進路選択」
などなど、いろいろな要因が彼をいい方向に導きました。就職を軸に、当事者がたどった波乱万丈の道のりをマンガ化。さらに、発達障害の就労支援では草分けともいえる石井京子さんが、詳しい情報と分析を寄稿してくださいました。好評を博した『発達障害 僕にはイラつく理由(ワケ)がある!』!の姉妹編。ぜひ手に取ってみてください
石井/京子
東京都生まれ、一般社団法人日本雇用環境整備機構・理事長。大学卒業後、通信会社勤務を経て、障害がある人のための人材紹介事業に従事。発達障害の分野でもいち早く人材紹介に取り組み、これまでに700人をこえる当事者の相談に応じてきた。2010年に企業への啓発のため日本雇用環境整備機構を設立し現職に就任、執筆や講演活動も積極的に行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) --このテキストは、tankobon_softcover版に関連付けられています。


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◇わたし、面白いやつなんです。/#自己紹介


【DNAという科学的視点から人間関係を研究】

DNA予想診断

日本人のDNAは『4タイプ』:あなたは何タイプ?
今すぐ!あなたのスマホから【 LINE 友だち追加 】をして3秒で、診断をスタート!
https://www.dna-matrix-research.com/line-dna-check

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