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最近の出来事

喫茶店で

 喫茶店の4人掛けテーブルで一人で読書をしていた。二人連れのお客さんが入って来たので、そろそろ出ようと席を立ち、帰り支度をしかけたら、
「気を遣わなくて大丈夫ですよ、向こうのテーブルを片付けますので」
と店員さんが声を掛けてくれた。
 お言葉に甘えてもうしばらく居ることにしたのだが、私はとても驚いていた。つい先ほど来店したというのなら分かるけれど、私はランチを食べ食後のコーヒーもすっかり飲み終えていたからである。それなのに、あんな風にわざわざ言葉を掛けてもらえるとは思わなかった。
 そこは何度か来ている喫茶店で、毎回「ごゆっくりどうぞ」と優しい笑顔で美味しいコーヒーを出してくれる。それなりに広い店内だからかもしれないが、本当に長居が出来る喫茶店。コーヒーのおかわりを飲みながら、予定より読書が進み、とてもいい休日になった。

昨年買って良かったもの

 昨年買って良かったものに、オーダースーツがある。思っていたより低価格でオーダー出来て、パンツは脚がきれいに収まる。これならもっと早く作ればよかった。
 久しぶりにそのスーツを着たら、上着がキツい。なんということだ。近頃、お腹いっぱい晩御飯を食べているので、そのせいだろう。節制せねば。
 勤務時間中は、誰の印象にも残らず肩が凝らない服装を旨としている。GUの白いドレープシャツも、昨年買って良かったもののひとつ。私はシャツの袖口をよくペンやスタンプインクで汚すので、こんなに良いものがGUで手に入るのは助かる。

痛くて泣く

 甥っ子はよく我が家に来るのだが、玄関から入って来るなり「脚痛い」と言って、ソファに直行し寝転んでグズっている。筋肉痛?と訊いてもグズグス泣いているので、部活が大変なのかな、と思い放っておいたら寝た。
 しばらくして起きて来て、私のSwitchを小一時間やったところで、「熱ある」と言うので測ったら完全に発熱している。おい、脚が痛かったのはインフルエンザか何かが原因なのでは?
 第二反抗期でいろいろあろう、と思って放っておいたが、よく訊いてみると、どうやら泣いていたのは脚が痛かったからのようである。泣く→悲しい或いは悔しい→感情が落ち着くまでそっとしておこう、という見立てだったが違ったようだ。
 熱出てるなら言いなさいよ!と私に怒鳴られ、渋々帰る用意をした甥っ子を彼の家まで送っていった。自宅への帰り道、身体が不快で泣く、というのをあまり想定していなかったな、と思った。ちょっと前まで赤ちゃんだったのにね。