見出し画像

【01.着物ばなれ、からの…】

コロナであってもなくても着物姿で街を歩けば、良くも悪くも目立つな…と感じます💦

人生の中で一度や二度、「着物着たいな…」と思った事、あると思うんです。

でも、「敷居が高い…」とか、「苦しい!」「習ったら着物買わされちゃうよね?」「ご飯食べる時、袖どうすんの?」「え、トイレってどうやって…」という壁に直面し、その結果「まぁまぁ、別に今すぐじゃなくてもいっか!」とか、「いざとなれば美容室でやってもらうか。」と、どんどん縁遠いものになっていく着物…

自分も10年前はそう思っていたから、致し方ない💦

実際、着付け教室に通ってみると貫禄たっぷりのおばあちゃん先生だったし、「こそあど言葉」のオンパレードで1ミリも理解は出来なかった
更には授業の一環と称した「着物販売会」もあったっけ。

教室におばあちゃんの着物を持っていけば「あら、この柄古いわね。今どき恥ずかしくて着られないわよ。」とバッサリ。
こちらに知識が無いのをいい事に、どんどん加勢。
しまいには販売会で契約しなければ、この先教えない、みたいな雰囲気にもなり。。。

その先は察して頂ければ…と思います。

で、着付け教室を転々としながら講師や着付け師の資格をとり、ようやく当時の先生と同じ土俵に登り詰め、今に至ります◎

なっがっ!!
諭吉〜っ!!戻ってきて〜!!

遠回りはしたけれども、色々考えるきっかけにはなりました◎

「自分が生徒に教える時がきたら、こそあど言葉は使わない!」とか「着付けを習いたい、という気持ちこそ大事!」などなど。

で、今はブライダルの専門学校で着付け講師をしています👘

着物って何ていうか、奥ゆかしさを感じさせながらも、きちんと存在感を出してくれ、相手を不快にさせる事も無いし、日本の風土にも見合った衣装だな…と、日々気づきがあります◎

着物姿で授業をすると学生たちも喜んでくれ、もうそれだけで着た甲斐はあります(*^_^*)

着物を着るに当たり押さえるべきポイントは7つ程ありますが、それをきちんと伝えれば、ものの5回程度で着られる様になります(^_-)
自分は残念ながら2年も3年もかかってしまいましたが、本来着物って習いに行って体得するものではないし、3代前までは皆、着物で生活していたのだから敷居の高いものではないと感じています。

ポリエステルの洗える着物で十分ですし、リサイクルショップやメルカリを活用すれば、5000円程度でコーディネートも可能◎

もっとkimono.を身近に感じられるよう、そして楽しんでもらえるよう、努めていきます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?