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作家活動とジレンマ

今日は、ずっと抱いているジレンマについて書いてみようと思います。

私がいるのは
『ハンドメイド』の世界。
今は本当に自由になりました。

私がハンドメイドを始めた頃は
まだ、委託販売の形態が流行り始めた頃で
ハンドメイドの販売サイトやイベントなども
あまり行われていませんでした。

布系のジャンル、とだけお伝えしておきましょう。

主な流れは
布を仕入れて副資材を揃え、
ミシンも用意し糸も買い
委託料を払って販売してもらい、

売れない部分も当然発生するので
そこはロスとなります・・・・
(ロスって書いちゃうと悲しくなるけど)
ロスにしないようにするのには
セールにして赤字覚悟で叩き売るしかないのです。。。

どうにかして黒字にするのが精一杯。
私の人件費を捻出できるように価格を設定していますが
人件費をもらうよりも、次の資材の仕入れに使いたい・・・笑

ハンドメイドをお仕事にしようと思ったのは
「子供たちの教育費の足しになったらいいな」
という思いからでしたが

今のところは
教育費の足し、どころか
そこだけで回すだけで精一杯。

教育費を捻出するためにはパートなどに行かざるを得ません。

解決方法はただ一つ、
もっと売れっ子になったらいいのですが
そのためには仕入れをする財力が必要で
その財力は独身時代の貯金やパート代から捻出するしかなく、

パートを増やせばハンドメイドの時間は取れなくなって
身を削って仕事やハンドメイドの時間を確保するしかなくて
常に疲労してる状態・・・・
これってジレンマですよね。

売れっ子になる道を模索している時に
あるコンサルさんと出会いました。

売れっ子になるための道筋を教えてくれるのではないか、と思い
その方の開催している起業塾に入りましたが

思うような結果が得られず
卒業してからもジレンマに苦しんでいます。。。
お恥ずかしい話ですが・・・・

このままいくと
自分と家族の分だけをハンドメイドで楽しんで
教育費や遊興費はお勤めに出て稼ぐ方法が
一番いいのではないかと思うようになって来ました。

ハンドメイド作家さんの多くは
このようなジレンマに苦しんでいるのではないかと思います。
あなたの応援する作家さんが
ある日突然消えてしまったりした時は
こういうジレンマに苦しんでいたのかもしれませんね。



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