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GPTW2019の表彰式に参加しました

スタメンも創業から早いもので4期目に突入したばかりなんですが、今回はじめてGreat Place To Work(働きがいのある会社ランキング)にエントリーしました。

そして、エントリー初年度から小規模部門(100名以下の企業の部)で、ベストカンパニー9位に選出いただきました。これも、エンゲージメントの高い強い組織作りに、前向きに協力してくれるスタメンメンバーのおかげです。

そんなわけで、昨日はベストカンパニーに選出された企業が一堂に介する授賞式だったんですが、会のプログラムの1つにGPTW代表の岡元さんと明治大学大学院の野田教授との対談コンテンツが用意されてました。

そこでのお話しの中で印象的だった部分を、今日は簡単にご紹介したいと思います。

「働き方改革」に反して、「働きがい」が地盤沈下している日本の現状

日本における「働きがいのある会社」ランキングが実施されるようになって今年で13回目なんですが、対談の中では、これまでの長年の調査では見られなかった、今年はじめて起きた大きな変化について語られていました。

それは、前年と比べた働きがいスコアの変化度合いが、調査を開始してから始めて「働きがいが悪化傾向にある企業の比率が高かった」ことについてです。

調査結果は、大規模・中規模・小規模といった形で、企業規模毎にセグメントを分けてスコアが出されているのですが、全ての規模で、前年よりもスコアが悪化傾向にあることが示されていました。

要は、働きがいが悪化している企業が日本全体で増えている、ということです。

政府主導の働き方改革が推進されていることに反して、ビジネスマンへの働きがい調査では企業規模を問わず、悪化傾向にある企業が増えているというなんとも皮肉な状況になっているなぁと感じるとともに、労働を苦役と捉え、「労働時間の短縮」にばかりフォーカスが当たっている現状では、さもありなんと納得の変化だと思います。

それから、これも自明の理と言ってしまえばそれまでなんですが、大規模企業に比べ小規模企業では、たった1年でも前年とのスコア比較で大きく増減している企業の比率がとても多かったので、今回こうやって「働きがいのある企業」に選出されたことを光栄に感じつつも、慢心することなく、常に先手先手で組織を活性化できるような打ち手を取り続けていかないとな、と思ってます。(油断したら、すぐに状況が反転してしまうのが組織の常)

それから、良くも悪くも、企業規模が大きくなればなるほど、プラスにもマイナスにも組織のメンタル面での状況を改善することは、非常に難しいということもデータで示されていたので、TUNAGを事業展開していく上で、この難しいミッションにも真正面から向き合って、組織改善の成功例を1つでも多く作っていきたいなとも感じました。

余談

たくさんの企業の経営陣の方々が150社近く集まるイベントでしたが、TUNAGの導入企業さまや、プライベートでも仲良くしている同世代の友人など、見知った人と会うことができると、日本という経済界の狭さを改めて感じるし、なんとなく気心が軽くなったのはありがたかったです。完全アウェーじゃなくて良かった。

自社サービスのTUNAGでも、年に1度、エンゲージメントの高い企業さまを表彰させていただいているのですが、こういったセレモニーに自分が表彰される側として参加することで、自社の参考にできる学びもたくさんあったので、貴重な経験をうまく社内に還元していきたいものです。


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