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「同性婚を認めないのは違憲」互いの違いを尊重できる成熟した社会へ

ニュースに潜む社会課題をキャッチ! リディラバジャーナル

みなさん、こんにちは!リディラバジャーナルです。

日々流れてくるさまざまなニュース。一見、局所的で自分とはかかわりのないように見えるニュースも、その出来事をとりまく社会課題を知ると、見え方が大きく変わってくるはず


東京地裁と札幌高裁で「同性婚が認められていないのは違憲」判決

14日、東京地裁と札幌高裁で同性婚が認められていないのは憲法違反だとして、同性カップルらが国を訴えている裁判で、違憲判決が出ました

札幌での二審では、24条1項(婚姻は、両性の合意のみに基いて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない)が違憲判決とされました。これは全国で初めてのことです。

また、札幌高裁は「同性間の婚姻を定めることは国民に意見や評価の統一を求めることを意味しない。根源的には個人の尊厳に関わる事柄だ」「喫緊の課題として早急に真摯な議論と対応することが望まれる」としました。

リディラバジャーナルでは、2021年の札幌での第一審の後、原告の弁護団のひとりである須田布美子弁護士に話を聞いています。
当時、須田弁護士は「高裁で判決がひっくり返る可能性もあると思っています」とも語っていました。

2021年札幌での第一審後、須田文子弁護士(原告の弁護団)の語り

誰もが自由に結婚できる社会へ――
裁判を通して「同性婚」を考える(前編)

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「公務員なのに一緒に官舎に入れない」「住宅を購入して2人でローンを返済しているが、どちらかが死亡しても残されたパートナーが家を相続できない」
(中略)
パートナーが産んだ子どもを一緒に育てていても「共同親権者」として認められない、パートナーが外国人の場合には在留資格が認められない
(中略)
また男女の事実婚であれば公的年金やパートナーの健康保険、遺族年金といった制度を活用できるが、同性カップルではそれも認められていない。「事実婚よりさらに2段も3段も下の扱いというのが現状です」と話す。

違憲判決は社会を変えるか――
裁判を通して「同性婚」を考える(後編)

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同性婚が認められなくて困るという人に対して、『困らないようにしてあげよう』というのは当たり前の話で、幸せな人が増えるだけなのに、どうしてそれに反対するんでしょうか。同性婚を自分に受け入れる必要はないのです。違うものを違う存在として尊重してあげられる社会こそが、成熟した社会なのだと思います。

ぜひ、お読みください。

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