見出し画像

腐乱死体にならないために、週一投稿をしようと思う。

週一投稿をしようと思う。

今朝、ふと思いついたので言ってみた。
言霊という考え方が好きなので、やりたいと思ったことは口に出すことにしている。今、ここで口に出して公開したら多分やるだろうからあながち間違いではない。

理由は大きく分けて2つ

ここ数週間、文学フリマのための原稿に追われ、何日も机に齧り付いていた。結局、小説を書いていて必要な物は原体験である。
人間、0から1は作れない。なにかしらの強烈な感情、思い出、その他諸々。それを引き延ばし、膨らませ、人間は小説を書くのだ。
飛行機の乗り方を知らなければパイロットの小説は書けないとかそういうのではない。シーンを書く、状況を書くというのは磨けば手に入るスキルである。調べたり取材すれば書けるのである。
私が言いたいのはそういうことではなく、小説を書かせるまでに至った、これを書かなければいけないと思わせるほどの意見、感情を持たずに小説は書けないということ。
これがなくても書ける人はいるかもしれないが、私には無理だった。
また、小説を書くメインの核以外にも小さな感情が場面場面で生かされることがあった。私は鳥頭だから、なにか良いことを感じたり思いついたりしても、数歩歩けば忘れてしまう。
感じた物事を忘れる前に定期的にメモをする機会を作りたい。
ずぼらな私はきっと手帳にメモなんて取りはしないのだから、一週間に一度、強制的にアウトプット、書き留めておく機会が必要なのである。
歳を取れば、数年前に感じることのできた感情が感じられなくなってしまう。一方で、今の私にしか考えられないこともある。
その時々にしか考えられない、思いつくことのできない一瞬。
それを残しておきたいと思うのだ。

二つ目としては、死んだ時に発見してくれる人がいないかもしれないという恐怖からである。
今現在、人間関係の縁から遠い場所にいる。
毎日他人と顔を合わせることがなく、もし突然死しても誰も気づかないのではないかと思う。
私は、狭い賃貸のベッドの上で腐乱死体になることだけは御免だ。
死ぬ時は清く正しく美しく。
お綺麗な死体のまま火葬されたい。
もし私が明日ベッドで眠ったまま二度と起きることができなくなっても、この定期投稿が止まっていたら知人の誰かが気づいてくれるきっかけになるのではないか。
そしたら親なりなんなりに連絡がいって、腐り切る前に死体を回収してくれるのではないか。その薄い期待をのせて週一回「生きてますよ報告」をすることにした。
高齢者見守り家電みたいなもんですよ。
更新が止まっても、それが私のサボりの末なら笑い話で済むし、
ああ、でもあまりサボるとオオカミ少年となってしまうか。
あまりにサボりたくなったら停止のご連絡をしますわね。


P.S.
せっかくならマガジン名のようなものを決めたい。そう思い、頭を捻っているがあまり良い案が浮かばない。現在の案は「週報田中」である。なぜ田中なのかというと日本にありがちな名前で、私の本名とかぶっていないからだ。ただ、ふざけている感がひどく、しっくりこないのでアイデアあれば待ってます。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?