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【マガジン105】成長の種が炭化する産業界と株高の実態

2024年も年明けから約2週間が経つ。初日から大震災が起き、翌日にはJALの航空機衝突大炎上事件、米英のイエメン攻撃など、亡くなった方には深くお悔やみ申し上げたい。

そんな波乱の幕開けの2024年だが、産業界では賃上げに関する動向が注目されている。日本の実質賃金は昨年11月に20か月連続のマイナスを記録しており、日銀の2024年の物価見通しこそ2.8%から2%半ばへ下方修正の議論に向かっているものの、2%目標は変わっておらず、目標達成の見込みである。

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