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【マガジン39】『資源国家についての考察』~OPEC+, ~(2020/11/15)

今回のテーマは、資源国家についてです。


日本では菅政権になり、「脱炭素」が騒がれ始めました。

経済産業省の梶山大臣のインタビューコメントでは「エネルギーミックス」という既存の石炭火力発電と再生可能エネルギーを組み合わせて発電していこうという言葉が頻出しています。

アメリカの次期大統領候補のバイデン氏も、再生可能エネルギーに舵を切ることを明言していますし、

そもそもEUと中国は再生可能エネルギーの活用をすでに進めています。

こうなってくると、既存のエネルギーであった石油と天然ガス。

もちろん石炭も含めて、資源国家にとっては需要減が痛手です。

特に中東の資源国は、今までオイルマネーで贅沢をしてきた王族が多いですから、このまま石油需要が縮小していくと、収益源が失われてしまいます。

今回はそんな資源国家の未来について、徒然なるままに妄想していこうと思います。

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