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【マガジン4】『政治の道は経済に通ず』~金利, 中国共産党, BREXIT~(2020/1/26)

今回のマガジンは政治についてです。

「政治?何それ?政治語ってるやつキモチワルイ・・・」

特に若い世代ほど政治についてはこんなイメージを持つ人も多く、実際私自身も学生時代は政治については一切興味ありませんでした。笑

しかし、社会人になってやっと気が付いたのですが、政治って経済と密接に結びついているんですよね。(←気付くのおっそ!)

例えば株式投資をされる方は、政治を知ることで経済にどう影響が出るかが見えてきます。

その中でもチェックしておきたいのは「国際政治」「国際時事」です。

「アベガーアベガー」と言って「桜を見る会」なんかを一生懸命に批判したりしても、自分の能力UPとは一切関係がありません。

逆に、中東のホルムズ海峡での日本タンカー襲撃事件の速報を見て、

・「これは原油が急騰しそうだな・・・」
・「戦争になったら軍事関連の企業が忙しくなるかもな・・・」

なんてことが想像出来れば世界経済が見えてきている証拠です。中国で豚コレラが大流行している今はこんな流れが想像出来たりします。

・「米中貿易協議で中国が大量に米国産農産物を購入するかもな」
・「中国は、牧畜が盛んであるニュージーランドとのFTA(自由貿易協議)を結ぶかもな」

こういう話を日々追っていると日本企業も必ず登場します。ニュースでチェックしておきたいのは「国際政治・時事」なのです。

今後の世界を想像するのに役立ちますし、例えば就活生であれば総合商社のようなハイレベルな企業の面接官と「商社マンらしい」会話が成立し、高評価が得られる可能性もあります。

そんなわけで今回は2019年のニュースを交えながら政治経済の解説をしていこうと思います。


今回のお品書きは以下の通りです。

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1.【半導体】日韓貿易輸出規制と米中貿易戦争のおさらい
2.【自動車】米国のメキシコへの関税制裁の脅し
3.【経済】世界は通貨安合戦を繰り広げている
4.中国共産党について興味を持つべき
5.【政治】Brexitの今後の展開を予想
6.おわりに

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