【マガジン70】『未来の大国ナイジェリアを知っておく』(2021/08/07)
今回は、アフリカ大陸の4大大国の1つであるナイジェリアについて書いていこうと思います。
皆さんはナイジェリアについて何か知っていることはありますか?
日本で平均的に生きていると、
「砂漠」
「黒人文化」
「EUの植民地だった」
「非営利法人が学校を建てている」
このような漠然としたイメージしか持っていないかと思います。
しかし、以前にエジプトの紹介したときにも書きましたが、大企業の少ないアフリカ大陸と言えど、成長めまぐるしい国は多々あります。
その1つがナイジェリアであり、ビジネスマンは今後を見据えてナイジェリアについて少しでも知識を入れておくと良いかもしれません。
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ナイジェリア経済の特徴
【参考:外務省HP/2019年】
国名:ナイジェリア連邦共和国
面積:日本の2.5倍
首都:アブジャ
人口:2億96万人(アフリカ人の5人に1人)
最大都市:ラゴス(急成長中の大都市)
宗教:イスラム教、キリスト教が半分ずつくらい
言語:英語
主要産業:農業、原油、天然ガス、通信
経済成長率:2.2%
失業率:8.0%
インフレ率:12.9%
輸出:インド、スペイン、オランダ、ガーナ
輸入:中国、インド、米国、オランダ
通貨:ナイラ
アフリカ大陸を東西南北に4つに区切った時、西の大国はこのナイジェリアです。
現在の人口は2億人を超えたくらいですが、2030年には4億人を突破するとも言われています。
500を超える多民族国家ではありますが、公用語は英語ですので、各国の企業が進出しやすい土壌があります。
また、ロンドン、ドバイ、南アフリカのハブとなっており、ビジネスの拠点としては都合の良い立地にあるのが特徴です。
故に、アフリカ大陸で最も成長している国となります。アフリカ西部の15ヵ国からなる「西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)」の中心国でもありますし、55ヵ国が加盟する「アフリカ連合(AU)」での存在感も増しています。
国家としては原油依存の経済であり、脱石油が課題となっています。
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