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【マガジン87】『パラダイムシフトについて』~コラム記事~(2021/12/30)

2021年も残すところ大晦日だけになりました。

皆さんは今年1年はどのような1年だったでしょうか?
私は涙あり笑いありの1年で、文字通り激動の1年でしたね・・・。

その中でもこのマガジンを毎週執筆し、約50記事を投稿することが出来ました。

日々絶えずインプットをし続け、書くネタを常に探しながらマガジンを書き続けたのですが(1日のほとんどが会社なのに、コンプライアンスの関係上書けないのが正直辛いです。笑)

これは紛れもなく購読者の皆様がいたから出来たことですね。

購読者がいなかったら間違いなく途中でやめていたと思います。

毎週3000~5000文字、たまに1万文字近くを仕事に関係ないネタで書くのは相当に辛いということが分かりました。笑


タイトルにある通り、これは経験してみないことには決して分かりません。

その意味で、タイトルにもある通り、一種の『パラダイムシフト』が起きたと思います。

自分を変えるのは、自分の習慣を変えるのは相当に難しいのは皆さんもよくご存知でしょう。

英語をマスターしたいと意気込んでも勉強が1か月続けば良い方。ダイエットして腹筋を割りたくても、筋トレが続かず、食欲は止まらず、結局何も変わっていない人が殆どです。

しかし、チャレンジしてみなければ、その難しさすら理解出来ません。

やったことがある人とやったことのない人とでは説得力が全然違いますし、そもそも失敗したことがなければ、何も「教訓」が身に付いていないということになります。

己の中に「教訓」が無いと、新しいことを始める時には常に「センス」が問われます。

そのやり方ですと、「センス」で解決できること、つまり上手くいくものにしか挑戦しなくなる人材が出来上がることは想像に難くないでしょう。

これはこれで良いことだと思いますが、センスで勝ち続けられる人はごく少数の天才だけでしょう。

ですから、まずは何事も手を付けるのが大事であり、これが『パラダイムシフト』を呼び起こすということですね。


仕事でも同じです。

ルート営業しかやったことが無いと、単に指示通りに動くだけで、受け身マインド全開。

自分の手の届く内容でしか思考が出来ず、ルールの中でしか思考が出来ず、成果を出せない人間の出来上がりです。

新規ビジネスをやると、そもそもルールが無い中で数字を作らなければならないので、「次にこれをやった方が良さそう」と0→1でアイデアが生まれてきます。

これぞ「ソリューション思考」であり、この思考回路が形成されると自分でもびっくりするくらい仕事が出来るようになりますし、目上の人に対しても臆することが少なくなってきます。

これは私が去年から経験している『パラダイムシフト』であり、このお陰で1階級出世することが出来ました。


さて、2022年も激動の時代は続くと思います。

川上の業界が値上げをしまくっているので、日本もインフレがスタートしています。

それにも関わらず皆さんの給料はなかなか上がりませんから、どこかで節約する必要があるでしょう。

投資に関しては、再エネ蓄電EVのインフラがある程度世界中に浸透するまではインフレが続くと思います。

ある程度浸透しますと、ロマンに溢れているけど実は無駄だったR&D(開発)の数々が「失敗」という結果が出て、信用創造による投資マネー流入が無くなります。

期待上げも終焉を迎えるということになりますが、今は再エネ関連の新規開発はまだ始まったばかりです。

iPhoneの登場のような、1つの技術・製品が世界を席巻することが確定しますと、株も次第に下掘りしていくのかなと思います。

ただ、それが2022年に起きるかは分かりません。

あまりの低金利のやりすぎで、すでに中央銀行はドルの強弱をコントロール出来なくなっています。為替も乱高下です。


そんな激動の時代ですが、最終的には皆さんの会社にいる「無能な高給取りの中高年」も引退するか、リストラ・減給が始まり、気付いたら40代以下の時代の到来です。

50歳まで待たずとも出世・活躍の機会が必ず来ますから、やれることを着実に積み重ねてやっておきましょう。


それでは、今回もお読みいただきありがとうございました。

来年もよろしくお願いいたします。

良い年をお迎えください。

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