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学生起業家が、スタートアップへジョインすることにしました

7/1から正社員として、株式会社Acompanyへジョインさせていただくことになりました。2024年1月から業務委託として参画しており、半年経ったこのタイミングで正社員として入社することになりました!

今回は、個人的にとても大きな意思決定だったのでその背景などを書いていきたいと思います。


学生起業して痛感した実力不足

僕は2020年2月の名古屋大学教育学部3年次に学生起業して、約4年半もの間、代表をやってきました。起業のきっかけは間違いなく先輩起業家の存在があり、自分も起業して事業をやってみたいという思いでした。
元々は教員志望だったこともあり教育系の事業を立ち上げたいと思っていました。しかし、コロナ禍での創業だったことや、今思うと必ずしも教育に対しての強い思いがあったわけではなかったことから、近い距離の諸先輩方に倣う形でtoB向けに事業を展開し、大学卒業後も事業を続けてきました(全くと言っていいほど儲かってはいなかったですが…笑)。

分岐点になったのは、第二創業時に入ってくれた共同創業者が体調不良をきっかけに退任したことでした。代表である自分が本当に何の価値も発揮できておらず、その仲間に負担やストレスをかけてしまい、結果として体調を崩させてしまいました。

そこからは、プロダクト開発はストップし事業も見直す必要がある一方で、生きるためにも売上を作る必要があり、ほぼフリーランスのような形で企業から受託をして売上を作っていました(この時お世話になった会社さんにはとても感謝しています)。

この時期がとてもしんどく、もういっそ辞めてしまおうと思っていた気がします。そのタイミングで有難いことに東海若手起業塾というソーシャル系の学舎に参加させてもらったり、同世代の起業家たちが集まるメイカーズユニバーシティに参加できたりして、自分も折れたくない・もっとがんばりたいと思うことができました。

また、ちょうど約1年前の今頃にAcompany代表の高橋さんに近況報告した際に(上記のような悩みをシェアしていた)、「自分も通ってきた、若手起業家の悩みあるあるを発信したら役に立つのでは?」という企みから現・アカン経営トピックの前身となる音声コンテンツ収録が始まりました(笑)

業務委託として参画、多くの学び

上記音声コンテンツを収録しながら定期的に高橋さんとお話しする中で、たまたまAcompanyでインターンを募集するポジションがあったそうです。 
自分の実力不足を実感していた僕は、急成長するスタートアップをより解像度高く見て、自分との差分が何か知りたいという思いから、そのポジションに参画したいとお願いしたところ、快く受け入れてくださいました。

2024年1月より業務委託としてAcompanyに参画し、非常に大きな学びがありました。
これまでは高橋さんから多くの学びを得ていましたが、Acompanyというスタートアップを間近で見る中で新たな学びがありました。個人的には大きく2つ、経営陣や特にBizサイドはこんな人がいて、こんな風に事業が推進していくのかという具体イメージを持てたこと。それから、カルチャーとその体現による組織的な強さです。

この辺りは「スタートアップを目指す起業家がスタートアップで学んだこと」としてまたnoteなどで発信したいと思っています(宣言による縛り)。

日々非常に濃い学びを得ていた一方で、仕方ないことですが、業務委託という都合でアクセスできないものや持てない権限等もあり、大きな成果を上げていくことや責任を負っていくことに限界も感じ始めていました。

そんな折に高橋さんより、フルタイムでAcompanyに参画しないかというオファーをいただきました。
まだまだ成果も出せておらず、かつ、もっと中のことを見て学びたいと思っていた自分には、悩ましくも魅力的な選択肢に感じました。

スタートアップに挑み、長期で勝つために

起業家が就職する、というのは個人的には「負け」や「諦め」のようなネガティブなバイアスがありました。
しかし、この選択肢を周りの信頼できる人に相談した際に「めちゃくちゃ良い選択肢じゃん」と意外にもポジティブなリアクションが返ってきました。

なぜめちゃくちゃ良いと思うんですか?と、逆に聞いてみました(笑)。
すると「挑戦を諦める意味での就職ならネガティブだけど、むしろ挑戦するための通過点だと思えてる」「どうせなら、めちゃくちゃ成長しておいで」といった理由でした。

確かに、自分がスタートアップへ入ることで得られる成長角度の未来と、自分で一から試行錯誤する未来とで、大きく差分があるのではないか(それくらい得られるものが多いのではないか)と捉え直すことができました。
同時に、過去にアカン経営トピックで話した「人は1年を過大評価し、10年を過小評価しすぎる」という話を思い出してました。

長期で必ず勝つ(スタートアップに挑み、成功する)ためにも、短期~中期でスタートアップにジョインすることは打ち手として非常に有効だと思いました。
あと個人的に気にしていた「就職は負け」と言う人は多分いないし、いても気にしなくてもいいかとも思えました(笑)

幸い、代表の高橋さんは未来での挑戦を応援してくれ、そのステップとしてうまく使ってほしいと言ってくれています。自分もまた、自分のためにも全力でAcompanyの成長に貢献したいと思っています。

なぜかこの連絡だけLINEでさせていただきました(笑)

純粋に楽しみな気持ち

今は、新たな環境に身を置くことを純粋に楽しみに思っています。Acompany社内の自己紹介ページにも書いているのですが、ゆくゆくは「アカンマフィア」になることを目指していきます!

個人的に、学生起業家やCxO経験者がスタートアップにジョインしていくというケースの参考に自分がなれたらと思っています。

また、久しく話せていなかった人とも、また今回をきっかけにお話できたら嬉しいです!ぜひお声掛けしてください!(お声掛けさせてください!)

もし自分と同じように、このタイミングで転職やスタートアップへのジョインを考えている方がいましたら、ぜひ下記よりざっくばらんにお話しましょう!

ぜひ、アカンパニーのカルチャーデックを見ていただき、少しでも関心持っていただけた方も、ぜひお話させてください!


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