⑤アメリカ西海岸旅行記
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11月25日(土)
(写真は宿の目の前にあったアートです。今回の話とは関係ありません。)
(5)NFL生観戦
5つ目最後の目的です。
元々ジャンプのアメフト漫画から影響され、NFLに興味があった私はどのチームというこだわりはなく、試合を観戦したいと思っていました。
そんな中、2018年の私はPrime Videoの「ALL OR NOTHING」というアメフトドキュメンタリーを見て、アリゾナ州を本拠地とするアリゾナ・カーディナルスというチームのファンになっていました。
そして今回の旅程の中でたまたまLAを本拠地とするロサンゼルス・チャージャーズとカーディナルスのカードがLAで行われるということで、カーディナルスを現地で応援してみようと考えたわけです。
StubHub Center, Los Angeles Chargers football stadium
という名前のスタジアムです。
LAのスタジアムでLAのチームとアリゾナのチームが戦います。
カーディナルス、どアウェイです。
さらに私は人生で初めてNFLのチケットを買ったので、よく調べもせずに手ごろで見やすい席を購入していました。
そうです。私の購入した席はホーム席だったのです。
当然周りの観客はチャージャーズのユニフォームを着たりイメージカラーであるブルーのアイテムを身に着けて地元のチームを応援する人ばかりです。
当日現地でそのことに気づいた私は格好こそどちら贔屓というわけではない身なりだったのが幸いです。
ここでカーディナルスを応援するのはとてもやりづらい。
カーディナルスは私のお気に入りの選手も先発出場することになっていました。カーディナルスを生で応援できるめったにないチャンスではありますが、非常に気まずい。
追い込まれた状況で悩み考え抜いた結果私は
「...Go! Chargers!」
流れに身を任せてしまいました。
ゲームの結果はチャージャーズが勝利し、スタジアムは大いに盛り上がりました。
実はとりあえず応援しているうちにチャージャーズも好きになっていました。
結局そんなもんだったんですね私の想いは。
はじめこそホーム席に戸惑いましたが、終わってみれば単純にアメフト観戦を楽しめました。
もうなんでもよくなりました。
ちなみに、このStub Hubスタジアムでは試合前に観客がBBQをしたりちょっとした広場で展開している屋台で軽食とビールを楽しんだりしていました。
アメリカってこういうものなんでしょうか。日本のスタジアムでは屋台と簡単なベンチくらいはあると思いますが、やっぱりスケールが違うと思いました。
これ仲間と来たらとても楽しいに違いありません。
スタジアムを後にした私はウェストハリウッドにあるファーマーズマーケットに寄りましたが、隣接のThe Groveというおしゃれなモールがきれいにライトアップされており、それが逆に私を寂しい気持ちにさせてしまいそこではなにもせずすぐに宿に戻りました。
買物したり観光するより誰かと話したい気分になりました。
幸い宿にはたくさん宿泊客がいたので、その夜もお酒を飲みながらゲームをしたり卓球をしたりのんびり過ごしました。
結局こういう時間が一番楽しかったのかもしれません。
最後に
次の日6日目は実質帰るだけの日なので、アメリカ西海岸旅行記シリーズはこの記事で終了です。
今回はほとんど目的も果たせたし満足できる旅になりました。
1人旅は気ままで良いけど、今回くらいの日程で昼間行動しすぎちゃうと私は寂しくなりがちということに気づくこともできました。
次回1人で旅行できるときはもう少し宿でのんびりしたり、ノープランの時間を多めに作って人との交流の時間に充てたいと思います。
個人的な旅行記を読んでいただいてありがとうございます。
(飛行機から撮ったきれいに区画整理されたLAの街並)
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