#3「機嫌よくいる」ためにはどうすればいいか?
こんにちはりっきーです。
自分が新入社員のときに知りたかった仕事のHow toをブログに雑感として書いています。
今日のテーマ
今日は、いつも些細なことでイライラしてしまい、日常に疲れてしまう方に対して
「常に機嫌よくいるためにはどうすればいいか?」
というテーマで記事を書きたいと思います。
テーマの必要性
以前の記事で
・仕事=(大なり小なり誰かの)問題解決であること
・とはいえ問題はたくさんあるから、優先順位をつけて逆算して取り組まないと一生帰れないよということ
に触れました。
正直、この2点を抑えられていれば、細かい話は置いといて、サラリーマンとしては仕事はできる部類に入ると思います。
そのため、今回は仕事術からは若干脱線し、オンもオフにも共通する「自分の機嫌をいかに自分でとるか」という、日々起きうるストレスの原因となる出来事への対処法を書きたいと思います。
日々生きているとわかると思いますが、突然起こる事象の9割は想定外のハプニングですし、そのまた9割はラッキーではなく悪いほうのハプニングです。
その想定外のハプニングに、いちいち感情を左右されていては、自分自身の身が持ちません。
そういったアクシデントに対し、常に冷静に向き合い、上機嫌とはいかずとも、不機嫌にならないように努めることで、次のメリットが生じます。
・自分自身の精神衛生を良好に保つことができ、余計なエネルギーを消費せずに済むこと
・コミュニケーションコスト(意思疎通をする際に要する時間や、その心理的な疲労のこと)が下がり、周りの人間から接しやすい人間と評価されることで、結果的に人望が集まること
結論
結論としては、
「自分の未来に関すること以外のことには期待せず、自分のコントロールできることだけに集中すべき」
ということです。
①前提
前提として、人間は、何かしらへの自身の期待値と、現実とのギャップにストレスやラッキーさを感じます。
ラッキーなことはそれはそれでいいですが、不幸なハプニングについては最初から期待しないことでストレスを軽減できます。
②実際に起きた出来事を二つに分ける
この世には「どうにかできること」と「どうにもできないこと」が存在し、目の前に起きてしまった出来事をその二つに分類してみてください。
簡単に図解すると次の表のようになるはずです。
「自分のこと」かつ「未来のこと」のみが「どうにかできる」ことであり、それ以外は、「どうにもできないこと」であることに注意です。
後者に対して、時間・お金・エネルギー(以下「コスト」)を割くのは無駄です。
③どうにかできる(できた)ことだけに、コストをかける
目の前の出来事を二つに分類したら、どうにかできる、又はどうにかできたことについてのみ、コストをかけてください。
「他人が今までどうして来たか、これからどうするか」
「周囲にどんな過去があったか、これからどんな出来事が起こるか」
ということは天気みたいなもんです。
雨が降ったからといって、空に向かって怒鳴り散らかさないですよね?
これも同じで、雨が降りそうなら折りたたみ傘を持っていく。自分にできることだけを考えていればいいんです。
具体例
では具体的なケースで考えてみましょう。
ケース1:4/20までにやってもらうよう頼んでいた仕事を、やっていなかった
まずこれは既に起こってしまったことなので、こういった事実について怒ったり、感情的になるのはやめましょう。
冷静に、その仕事について分析を行いましょう。
例えば
・残った仕事のボリューム感は何人で何時間分くらいのものなのか
・そのボリューム感を締め切りまでにこなすのは現実的か
・締め切りまでに終わらなかったらどんな問題が起こりうるのか
・その問題はどんな影響を誰にどれくらい与えるのか
を冷静に分析しましょう。
そして、自分に取れる選択肢を考えましょう。
自分で残りの仕事を全部やるのか、なるはやで他のスタッフに分担してもらって取り組むのか、終わらないのが目に見えていればどう問題に対処するのか、などなど。。。
次に上記の分析を上席の人間に報告し、どのパターンで対応するか(それとも複数パターンを並行するのか)などの判断を仰ぎましょう。
ここで何が言いたいかというと
「さぼった人間に対して怒りや不満を持つという余計なエネルギーを持つ行動は避ける」ということです。
とにかく
「未来において、自分が介入する余地があることだけについて冷静に考える」
ことが先決です。
その問題を無事処理し終わった後にも、「自分がどうにかできたこと」だけを反省し、改善することを進めます。
「どうして彼はやってくれなかったのだろう?」といった感情に流されるより
・サボるのを見越して締め切りをもっと早めに設定しておくべきだった
・サボるのを見越して逐一進捗を確認するべきだった
など、「自分にできたこと」に焦点を当てるべきです。
自分にできることをやったのなら、あとは無責任なくらい気楽に構えていればいいんです。
あとはどうなろうが知ったことではありません。やることやってれば責任も過剰には問われないですし。
まとめ
繰り返すようですが、他人や周囲がどうなるかなんて天気みたいなもんです。
家族、恋人、親友なら、多少他人の行動に口を挟んでもいいかもしれませんが、正直それでも変わるかどうかはその人次第です。
個人的には、「他人の言動や行動原理を変えることができる」なんていう考え方自体がおこがましいと思ってしまうのが正直なところです。
未成年ならわかりますが、成人して自分の責任で行動している大人である以上、その人の行動が自分と合わなかったら、多少歩み寄って無理なら関係を断つべきだし、無理に介入してどうにかしようなんて思わないことが吉だと思います。
他人の理解できない言動を目撃しても、トラブルに巻き込まれても、不機嫌な人にとばっちりを食らっても
「うひゃー急に土砂降りになっちゃったな~」くらいの気持ちで構えればいいんです。
それよりも、自分の未来に対して、時間・お金・エネルギーを使った方がよっぽどワクワクする未来に出会えると思います。
余計なことにストレスを感じずに、いい意味でもっと自己中に自分の人生に夢中になってみるのもいいのでは?という記事でした!