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オンリーワンのナンバーワン



今日の本は

思考の法則

前回の続きから読み解いていきます。このnoteは私が触れた本や映画からの学びをアウトプットするための備忘録のようなものです。


Talk 1 / 価値を見出すニッチャー

   (Part2 Q08を読んで)

ここでは『1番へのこだわり』が記されている。さぁ、思い出してもらいたい。あなたが最後に1番になったのはいつ?私は学生時代だ。シャイなくせに負けず嫌いな私は、いつかステージで表彰されたいと思っていた。そんな私の負けず嫌いが功を奏して成績が1番となり卒業生代表の答辞を読むことになった。それが私が思い出せる最後の1番だ。勝ちにこだわらなくなったのはいつからだろうか。医療職ということもあり社会人となり仕事をする上で求められるのは協調性だった。誰かと争うことも、なくなった。それは順応したというよりは個人的な価値が薄れたと感じる。

No.1にはそれ以上の価値がある

ビジネスを行おうなど今の仕事に求めていないことが原因にある。顧客満足度が上がれば、いずれ何か事業を展開していくときの顧客へとつながるかもしれないのに。そして、仕事以外でもNo.1になることをどこか『私には無理』『あの人はすごいから』とやる前から諦めていた。それなりに褒めてもらえたら良いだなんて、まったく持って向上心のない人間だった。1番とそれ以外では雲泥の差がある。1番はそれを売りに出来るが、2番・3番はすでに上がいると自らアピールしているようなものだ。やるからには1番にこだわりたい。

私の好きな漫画に宇宙兄弟というものがある。夢に向かって一直線に叶えてく弟と、自分には無理だと回り道してる兄のお話。兄が何度も無理だと思いながら宇宙飛行士になる夢を諦めきれず思い悩むとき、ある人からこう言われる。

今のあなたにとって1番金ピカなものは何?

この言葉がとても好きだ。出来るか出来ないかで考えるのではなく、何に胸を躍らせるのかで考える。それが自分がやりたいことなのだ。金ピカなもので1番になれたらそれ以上に幸せなことはない。ただそれが難しい場合が多い。では、どうすれば良いのか。

オンリーワンのナンバーワンになる

自分の金ピカなもので誰もやっていない方向性を見つけ、1番になるのだ。独自市場で経営資源を集中させビジネスを行う戦略をとることをニッチャーと呼ぶ。つまり、オンリーワンのナンバーワンなニッチャーになれば、成功の近道となるであろう。

Talk 2 / マニュアルとホスピタリティ

     (Part2 Q09を読んで)

ここに来て初めて聞く単語が飛び出してきた。その名は“クレド”。クレドとは「行動理念の指針」のことであり、行動が指示してあるマニュアルと違い、個人が考え、動くことができる。現場で働く人の直感を信じているからこそできるのがクレドではないだろうか。

以前の問いであった顧客満足度は企業の価値を示すという学びからもわかるように、顧客満足度を高めるには個々人に合った対応力が必要である。私は仕事を始めるときマニュアルをよく確認していた。それはマニュアル通りにしようと思っているのではなく、それが基本・ベースとなって個人へのアプローチを考えるためだ。この活用方法は正解だったとこの本を読んで改めて思った。

サービス業での基本はお客様第一。win-winの関係を成立させるために柔軟な対応が必要である。つまり、マニュアルの上にクレド、ホスピタリティが存在する。

自分のクレドを創る

クレドはコア・コンピタンスとも通ずるものがある。何かビジネスを始める際には、社員がのびのびと活躍できるようなクレドを創りたい。


Talk 3 / 力を振りかざす者には何も残らない

これは就活中の面接の出来事である。明らかに立場が上ということを利用して、就活生を下に見て嫌味な質問をしてくる面接官がいた。意図がある質問なら良いのだが、『この経歴は〇〇だよな?』とネガティブに捉えたことの同意を他の面接官にも求めていた。

上に立つ者の器でない

直感的にそう思った。例えば、晴れて入職したとする。その人は自分の意見にそぐわないことがあれば、同じようにスタッフを卑下するだろう。スタッフを大切に出来ないものは人の上に立つべきではない。私はそう思う。

ピンチのときに助けてくれるのは同じ器の中で働くスタッフだ。スタッフを信頼していれば、自分の権力を振りかざさなくても尊敬を手に入れることができるはずだ。

この件で、尊敬できる人とともに働きたいと学ぶことができ、のちの就活に活かせたからその面接官には感謝したい。

自分がビジネスを行うときは周りへの感謝を忘れず、スタッフを大切にできる経営者になりたい。




Ricky.







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