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イタリア映画『ニューシネマパラダイス』の名セリフに涙、、、。

この一言を味わうために観て欲しい映画です。

●子供の頃から、師匠と仰ぐ映画技師と、青年が駅で別れる場面。

師匠『この村には、もう帰って来るな。手紙も書くな。俺を忘れろ。ノスタルジーに惑わされるな。お前とはもう話さない。帰って来てもお前とは会わない。 俺は、お前が活躍している噂を聞きたい。 自分のする事を愛せよ。』

さあ行けと背中を押す。 言われた青年は。この言葉の行間から、師の愛情を悟り、静かに小さな声で、一言、 『グラッツエ』(ありがとう)

大げさなイタリア人だから、ちょっと嬉しいと、『グラッツエ・ミッレ』(めっちゃ、嬉しくて、超うれしー) とか言いそうなモノだけど、小さな声で『グラッツエ』


ニューシネマ 2

次に会うのは、師匠の葬式に参列した時。
メンターの葬式にでると、メンターの娘から 『父は、自分が死んでも知らせるなと言っていました。でも何時も、アナタの話ばかりしていたんです。』と知らされる。

良い泣かせ方をする映画でした。

(悪い泣かせ方とは、レミゼラブルみたいに、酷い目に会わされて、人が死んで、不幸の連続、無理やり感。)

★1930年~1960年のイタリアのシチリアの生活感も判る。女性小学校教師が、九九の出来ない子供を、ものすごい勢いで、引っ叩く。  映画館で客が、拍手したり、笑ったり泣いたり、この辺はイタリア人らしい。ライフ・イズ・ビューティフルも同時代のイタリアが感じられる。

★泣ける映画で、思い出しました。 デンゼル・ワシントンの『フライト』の最後の10秒も、名セリフ過ぎて、動けませんでした。






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