パスタを炊く?イタリアに対して、無礼極まりない。しかし、美味しい、悪魔的パスタ。
料理家リュウジ氏は、珍妙なメニューを多く発明する。 発想が自由過ぎる。
単なる破壊者なのか、、はたまた、料理界の救世主なのか、、、?
『パスタを炊く』、常識を覆す発想。
イタリアの食文化に対して、無礼極まりない。 リスペクト無し、反骨ですら無い。無視、冒涜。何時の世も、改革者は既存勢力に疎んじられる。
理不尽。無軌道。天才的。悪魔的。背徳的。背教者。闇の料理人。横紙破り。無免許の名医ブラック・ジャック。ダークヒーロー。
リュウジ氏 曰く、
『本場のペペロンチーノが、味が薄く、不味いと、思った。
リゾットは、コメに出し汁を加えて作るが、それにヒントを得た』
下品だが、本能に語り掛けてくるストレートな美味しさ。 そこには、嘘も虚勢も無く、生きている人間の、ストレートな喜びが有る。
我々は、自分が無自覚に、料理の常識を、無謬と受け入れてきた事に気付かされ、己の愚昧さを恥じることになる。
『前提を疑え』、リュウジ氏は、我々の鈍った精神に、往復ビンタを喰らわす。
ーーーーーーーーーーーー
『邪道にして至高のペペロンチーノ』
★作り方、材料 簡易版★ 一人前
①フライパンにオイル、大蒜、唐辛子を入れて、香り出す。
②そこに、水350CC (コンソメ 小さじ2杯を溶かしておく)、 塩少々。
③そこにパスタ100Gを、投入して、水分が無くなるまで、約10分、炊く。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
リュウジ氏の著書、 他にも、邪道レシピ 満載。 読むだけで、笑えて来ます。
鮭バター&ペッパーおにぎり。 茄子バター丼。コンビーフ胡瓜丼。茄子の白だしバター炒め。 動画も笑える。 炎上が怖いと言いながら、炎上を仕掛け楽しみ、ファシリテートする。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◆後記◆
●この様な、炊いていく手法をリゾッターレと言う。リゾットの様に、出し汁足しながら炊いていく。
●リゾッターレで作るやり方はパスタ王山田さんが一番早い(
2013年)との情報有り。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
よろしければ、サポートして下さると嬉しいです。