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出世欲のなかった僕が気付いたら部長の席に座っていた話

初めまして!

株式会社リチカのカスタマーサクセスのクリエイティブ部門でマネージャーをしています、米倉です。
今回は🎄リチカアドベントカレンダー17日目🎄を担当することになりました!(初めてのnote投稿でドキドキ)

タイトルにつられてやってきた方が多いと思うので敢えて冒頭で述べさせてください。

このnoteは『キャリアの自慢話を書き綴ったもの』でもなければ『30代と若くしてキャリアを築いたサクセスストーリー』でもありません。(全力謝罪)

ただ、せっかく読んでいただけるのであれば、みなさまに一つだけお約束したいことがあります。

きっと読み終わった頃に、僕・私もがんばるぞって気持ちをみなさまにお届けできると思います。

はじめに

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ぼくは、別に何者でもない器用貧乏でした。

リチカに入社したのは2020年の2月。

それまでは独立してお仕事をしてみたり(モテたかった)、ヘアケア系のWEBメディアで編集リーダーやってみたり、気づいたら広報をやってたり、子会社のバックオフィスやりながらYoutuberやったり(謎)…
とにかく器用貧乏な社会人でした。

自分でいうのもなんですが、わりと様々器用にこなすタイプだったので、便利な人材だったと思います。

「こんなにジェネラルなキャリアの築き方してていいのだろうか」
「10年後なにして食ってんのかな」
なんて、ちりつもで不安が募っていく日々。

とはいえプレイヤーとして多方面から頼られることで充足感を得られていたぼくは、特にマネージャとしてのキャリアを意識することなく、20代後半までを過ごしていました。

前職で「やりきったな〜」と思ったことを機に転職活動を開始。

元々少し足を突っ込んでいたこともあって「クリエイティブ産業に飛び込むぞい!」と意を決し、クリエイティブのあり方について意気投合したリチカに入社を決めました。

上司ガチャで大当たりを引く

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リチカに入社してからは、そこまで築いてきた器用貧乏キャリアを活かし、外部パートナーさんを巻き込みながらクリエイティブ制作のチームづくりを任されます。

今思い返すと、ほんっとにたまたま自分が経験して少し得意だったことを、リチカに求めてもらってただけでした。そしてそれを、上司が任せてくれたという。

適性を見極めて任せてくれた上司には感謝しても感謝しきれません。(まじ)

もちろんタイミングがよかったとかも色々ありますが、ちゃんと人をみてくれる上司のもとで働けてよかったなと思っています。

どんな上司と働くのかによって、社会にどのような価値を提供できるのかが、決まります。

他責な書き方になってしまいますが、適材適所という言葉があるように、会社の中での自分の役割は、まずは上司に選ばれます。

役割が選ばれるということは、会社に、社会に提供できる価値が一定決まります。

もちろん社内でコンバートできればよいですが、すぐに役割を変えるのはなかなか難しいことの方が多い気がします。(今となってはですが、ディレクターという広い職種のなかで、与えられた役割が奇跡的にマッチしていたので、上司が神だったと思います)

一方で、忘れちゃならない大事なことが、上司は選べるということ。

入社前に配属予定の部署の人たちと交流できたりもしますよね。そこで、一緒に働く人や、上司になる人を見極めてください。

こういうのって肌感だと思いますから、「人が良さそう」「この人の下で働きたい」そんな風に思える人と出会えると、会社選びは失敗しないんじゃないかなって思ったりします。

ちなみに僕も、入社までにリチカのメンバーと何度かお会いしまして、同じ船に乗りたいと思って入社の意思決定をした経緯があります。

感覚的ではありますが、人と会うことはとっても大事だと思ってます。

※あんまり自社のことを良くいうのもーって感じですが、リチカの上司ガチャは大当たりの玉しか入っていないと自信を持って言えますw

メンバーを引っ張りたい気持ちだけだった

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そんなこんなで、入社時に配属されたチームからは巣立ち、小さなチームを任されるようになり、少しずつ意識が変わりはじめました。

メンバーに活きいきと働いてもらいたい、一緒に成果を出して喜びを分かち合いたいと、矢印が自分よりもメンバーに向くことのほうが増えていく実感がありました。

何より、それまでに出会った上司が尊敬できる人だったのが大きかったかもです。親の背中を見て子は育つなんていいますよね。(現職も前職も上司には恵まれていて幸せです)

そんな中で、少しずつチームの業務範囲が広がり、たまたまそのチームの立ち上げを私が行なっていたこともあり、マネージャー(部長)を任せてもらえることになったのです。

リチカには「任せるカルチャー」がある印象です。もちろんえいやえいやで任せるではなく、会社が求めている成果を出していて、かつ意思があれば、ポテンシャルを信じて任せるカルチャーがあるという意味です。

働く中で、仕事とどう向き合いたいのか、どんな仕事を任せてもらいたいのかは往々にして変わることがあります。(私がそうでした)

そういった個々人の変化に真摯に向き合ってくれる上司がいて、かつ意思を伝えればトライさせてくれる、そんな環境で働けてることってシンプルに幸せなことかも、と思ったりします。

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ちなみにマネージャーというと響きはいいですが、リチカの中ではメンバーorマネージャーは役割の違いと定義しています。

タイトルに出世と入れているので語弊が10000%ありますが(コラ)、リチカではどちらかというと「役割変わった〜」くらいの感じでしょうか。

役割の違いって、綺麗事いってぇ〜」なんて声が聞こえてきそうですが、よく古い組織にいわれるレイヤー間の情報の非対称性による「俺は知ってるぞ〜オラオラオラ」ってやつがありません。

米倉さん

社内で行われている全MTG(ほぼ)の議事録が公開されている上に、社長のメモ書きだって誰でも覗きにいけるんですから。

マネージャーには意思決定権がある、その差しかない気がしています。(まぁこの意思決定を日々積み上げていくことが難しかったりするのですが、、、)

昨日のオレより今日のオレの方が強い

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少し弱音も吐かせてください。

マネージャーになってから、正直辛いこともあります。

リチカには「積み上げよう」というValues(価値観)があり、自己成長を積み重ねることやナレッジを蓄積していくカルチャーが根付いています。

このValues自体は素晴らしく、日々メンバーの「積み上げよう」の体現に刺激を受けているのですが、何よりも経営陣・マネジメントレイヤーが日々自己研鑽に励み体現しているので、何もしないと普通に置いていかれるプレッシャーがあります。

リチカは取締役が、「昨日のオレより今日のオレの方が強い」っていう会社ですからね。ヤバイです。(いい意味で!)

そんな方々と一緒に仕事をしていると、突然生産性が100倍になる魔法を探したくなりますが、そんなものはもちろんなく。w

一方で、健康が日々の習慣で作られるのと同じように、成長も日々の無理のない努力で積み重ねの結果だなぁと感じています。

無理せず、かといって焦らなすぎず、いかに持続可能な成長を積み上げていけるのか。
その積み重ねの結果、少しずつ「すごいなぁ」と思う人たちの背中が近づいている感覚が得られるのかなと思っております。

マネージャーの役割を担ってから、毎日が挑戦の日々です。

うまくいくこともあれば、同じ数だけうまくいかないことがあって、うまくいかなかったことを克服しようとするもまた転けて、うああああああああって思うことが1日5回ある日もあれば、「オレ今日神じゃん」って思う日もある。

刺激のある日々が続いてますが、粛々と、サステナブルな成長を積み上げていこうと思うのでした。

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最後までお付き合いいただきありがとうございました。

次回は、セールスを担当している本田さんです。もともと大手企業で勤めていた本田さんが、スタートアップに来た際に感じたカルチャーショックについて語ってくれるそうなので、ぜひお楽しみに!!

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