当落発表という前夜祭で思う事

つい先程、今年8月に開催予定の
『コミックマーケット94』のサークル参加者の当落通知が
各申込者にメールで送信されたようで、
twitterのタイムラインが「貴サークル「」は…」という
ツイートで埋め尽くされている人もいるでしょう。

関係無い人から見たら迷惑な話かもしれませんが、
学生達が学園祭を前に前夜祭で盛り上がっているようなもの…
という感じで見逃してもらえればと思います。

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そんなお祭り騒ぎの中で、
私はこの時期になると毎回別の事を考えてしまうのです。

近年、夏冬開催のコミケットはそれぞれ3日間開催で、
サークル数3万件以上、
参加者数(のべ人数)50万人以上。

でも、サークル・一般の区分を問わずで
「参加したい意思はあったが諸事情で参加できなかった人」
って、どれくらい存在するのだろう?

仕事や家族の事情という人もいれば
自身の怪我や病気で断念した人もいるでしょうし、
そもそも会場から遠く離れていて物理的に難しいとか
(近年は外国からの参加者も段々増えてはいますが…)
理由を上げたら切りが無いわけで。
(サークル参加の場合は申込自体していない場合も含めると)
参加者数と違って有意な統計が難しいから
推測さえも覚束無いけれど、
実際に参加している人数よりも遥かに多くの人達が
何かしらの理由で参加を諦めているのは容易に想像できる話でしょう。

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コミケットに参加される皆さんについては、
参加できるというのはそれだけでとても幸福な事なんだというのを
改めて心の片隅にでも留めておいて欲しいと思います。
「何かの事情で参加を諦めざるを得ない」
という事態は誰にでも起こり得るのですから。

(了)

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