貴方は、本当にどうしようもないのね。

半年ぶりに父からLINE。

゛お願いがあるんだ、仕事終わったら電話ください。゛

冷や汗をかいた。
借金と女を作って逃げた父が今更、私に何をお願いする気だ。

電話をかけると、飲み会に行ったから迎えに来て欲しいとの事。

車で30分以上かけて迎えに行く。
デロデロ父がいた。
話す言葉もあやふや。

その中で父は
俺も娘に尽くしてるんだけどなぁ…、
という一言をこぼした。

よくそんなこと言えるな、と思ったが呆れてものも言えない。

私の理想の父であり、男性だった。もうそんな事は思えなくなった。
私の、妹の、母の苦労を何も分かっていないんだろう。
なんて独りよがりなの。

おかげで私の目は経験を重ねて良くなってることに気づけたよ。ありがと、さよなら。

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