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【 グリーンウォッシュって何? 】

最近ネットニュースを読んで学んだこと。

 環境に良いフリした紛い物の商品
なんとなくあるあるで気づいていたことではあったけど こんな呼び名があるのは知らなかった。

考えてみれば 世の中少しヘンである。


エコロジーがブランド化してしまってる。
 例えば、環境にやさしいエコパッケージを謳ったチョコレート。普通に考えたら、自然の状態に近いものを売るなら ほとんど加工も必要ないってことだから「 値段も下がるんじゃないかな 」とか思うんだけど 逆に値上がりしてるんですよね。普通の商品買うよか高い。エコロジストみたく意識高い系のお金持ちなら買って行かれるんでしょうけど、普通わざわざ買いませんよねぇ。

なぜこうした価値の逆転みたいな現象が起こってしまったのか

 ジャーナリストでもない素人のわたしが素人なりに推察してみました。

  • 推察1)自然に近いかたちで売るには維持費がかかる

 腐ってしまっては元も子もありません。クレーム入ると大変ですし、商品管理に維持費が余分にかかります。そのまま売りたければ、もちろん防腐剤もつかえませんし賞味期限を早く設定しなければならない。すぐ売れないと
使い物にならないってことです。

  • 推察2)消費者がビジュアルにこだわりすぎる

 これは自然商品以外にも言えることですが、とにかく消費者は見た目にこだわります。〝品質〟ということなのでしょうが、実際、鮮度の高い野菜や果物は、虫食ってたり、茎が曲がっていたりもします。逆にそっちの方が「ワケアリ商品」として安く売られていたりもするので 賢い消費者としては助かる反面、ちょっと複雑です。もっとたくさん廃棄されてるでしょうし。
 一般商品の場合、わざわざ綺麗に洗って磨いたり、ワックス塗って光沢つけたり、腐らせないように防腐剤入れたり、そういう手間賃加工費で高くなってるのでしょうが、自然を謳う商品にしても防腐剤などは使えないにしても似たように わざわざ綺麗に洗って磨いたりする加工費が割り増しされるんでしょう、きっと。

  • 推察3)今の主流に便乗して値段を吹っかけてる

 これがグリーンウォッシュです。「なんか知らんが、環境に良さそうじゃわい。他のよりかはなんぼかマシみたいじゃし、多少値も貼るが、コッチの商品買っとこうかの」みたいな良心的な消費者をうまく騙し込んで「あぶく銭」稼いでるんです。
 全然環境に良くもないのに謳っていれば完全アウトでしょうが、そこそこ環境にやさしいからってことで上増ししてる業者は多いんじゃないか?

 そもそもエコロジーにヘンにお金がかかりすぎるから こんな逆転現象が起きてしまってる。再エネルギーへの取り組み、SDGsなんて軽く目標掲げてますけどメチャメチャお金かかるわけですよ。世界中のどこにそんな金あるんだって話ですね。

 自然を回復する、取り戻す なんて これも茶番ですよ。一度壊した自然は元に戻らないんです。自然を殺したんです。死ぬんです。同じ生命は二度と還ってきません。人間が死んだら生き返らないのと一緒です。

 なんでこんなになるまで放っておいたんだって 特に自分はやってない若い子たちはそりゃあ思いますよね。

 せめて消費者の一人として こんなブランド化に騙されず、しっかりお金のかからない方法で環境保護取り組みたいものです。(できるかどうかは別として)

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