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【人口爆発 − 地球上の人口 産むか減らすか − 】

 産んだ数だけ 産まれるいのち。たとえどんな状況下においても いのちを粗末にあつかうことはできない。いのちあるかぎり おなじ人間として平等に扱わなければ人道に反するからだ。ところが地球の棲む場所に限界があるのも明白な事実。いま地球上の人口は爆発的に増えている 一方、先進国では少子化が進む。

そんななかでの「産めよ増やせよ」の国の指針 あなたはどう思いますか ?

(参考記事)

 地球は悲鳴を上げている。私たちはエネルギーや水の消費などによって地球の資源に負担を掛け続け、ついに人間の生活を支えてくれるこの星の能力の限界を超えてしまった。
 世界の人口は毎年8300万人も増えている。西暦1世紀頃の世界人口は、2億人程度で安定していた。それが1800年には10億人、1987年には50億人、2011年には70億人の大台を超えた。
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 「金持ちはさらに金持ちになり、貧乏人は子だくさん」とよく言われる。これは正しい。ヨーロッパ、北アメリカ、オーストラリア、日本(そして現在の中国)といった豊かな国はおしなべて出生率が下がり、遠からず人口減少という事態が待ち受けている。
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 しかし世界的には先進国の少子化どころじゃない。人口増加は止まらず、2055年には100億人を突破。温暖化と資源枯渇で地球が悲鳴を上げている。問題は人口減少よりむしろ人口爆発だ。

『ニューズウィーク日本版』7/10号(7月3日発売)「2055年危機 100億人の世界」特集の記事「100億人の世界人口が文明を破壊する」より抜粋。

【わたしの意見】

 誓ってわたしは子どもが嫌いなわけじゃない。子どもを見るのも相手するのも結構好きだし 好かれもする(幼稚だから)。

 ただ子を産むことに関しては 少し事情が違ってくる。

 昔の考えかたとは反対なので あまり強くも言えないのだけど 実際に今、世界の現状を俯瞰するにあたって 以下の意見に落ち着いてる。

 とにかく上記の記事を読んでいただければ わかる通り 昨今、地球の人口問題は深刻。先進国、日本だけ良ければそれでいいという考え方は 同じ地球人として無責任と思う。

 この先どうにかして人口密度を減らしていく必要が出てくる。

 たしかに子どもは可愛い。自分の子、親類の子とあらば尚更だろう。しかしそんな目先の癒し快楽にとらわれ無下に子沢山を推奨するべきじゃない。

 子どもの頃に習った「ねずみ算」で考えてみる。親が二人の子を産んだとしよう。そんな親が主流を占めれば 次から次へと倍々 子ども=人間が増えていく。

 普通に考えても それは〝爆発的に増える〟というものである。

 そんな子どももまた一人の人間として 長生きを望むだろうし、また家族を欲しがる。せめて産む数は一人か、産まないかに抑えなくては。

 この考え方は 高度経済成長期から脈々と受け継がれる「産めよ増やせよ」精神を根底から覆すものだし、当然反発もあるだろう。けれども将来的にみても もし産む自分の子の幸せを考えてみても そのほうが絶対 報われる。

 あくまでわたし個人の意見としては、ですが。

<余談>
 かつて大家族がTVで特番組まれるくらい もてはやされた時代ありましたけど、あれも今となっては あこがれの対象としてではなく 好奇の目で見るだけの客寄せパンダでした。

 本音を誰もいいませんでしたが、本当にあれは明るい家族計画でああなったのか?性に無頓着な〝できちゃった〟の連打ちの結果じゃないのか。できたらできたでちゃんと産み育てる姿勢は素晴らしいですが、子ども好きとはいえ いまの日本でそこまでして 大量に産むというのは やはり時代錯誤な気がします
(「オレたちは我慢して一人しか産まないのに」みたいな魔女狩りだけは 絶対やめてほしいですけど)

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