転職活動をやってみて④
転職フェアに参加してみました!
ついにこのシリーズ④まできました。
いったいどこまで続くのだろうか‥。
前振り長くなりましたが、転職フェアの事を書きます。
実はこれ半分本気で半分仕事で参加しました。
これはここだけの話し!
何かというと、求職者として参加もしているし、イチ企業の人事担当者として他の企業さんの調査も兼ねて参加させていただきました。
思い出すところだとこんな感じでした。
実は過去に企業側として参加したことがあったのイメージは出来ていました。
以前はかなり大規模なイベントでしたので、入場者数もかなり多く、朝から晩まで喋りぱなしでめちゃくちゃ大変でした。
今はこういうご時世ということもあり、かなり規模が縮小されて行われている印象を受けました。
これは仕方がないとは言え、求職者・企業側共にデメリットといえるのではないでしょうか。
ただ企業側からすると以前に比べると転職フェアの出展料金が少し下がっているように感じます。
今までに参加した事ない企業には出展のハードルが下がる要素ではないかと。
まず求職者目線として、面白い企業に出会えました。
まずは会場を一回りすると、会場の端っこに各企業の資料とアピール広告が掲示されています。
例えば、
「未経験者歓迎」
「手厚い研修」
「残業時間〇〇以内」
「年間休日〇〇以上」
こんな感じです。
その中で1社が明らかに手書きで「賞与5.3ヶ月分支給」って書いてあった企業があり、目に留まったので話を聞いてみることしました。
何より気になったのが、どの企業もパソコンから印刷した形なのに、明らかに手書きで後から書き足しました感が凄く目立ってました。
その上賞与5.3ヶ月分って「けっこうすごくない⁈」って心の中で思いました。
でもそんないい条件なのに忘れるってどういうこと?ってツッコミたくなりましたw
そんな思いでブースに立寄ると、先に求職者2名着座していたので、少し待ちでした。
すると企業側の男性の方が、話を途中で止めて、「今話し始めたばかりなので、30分後くらいにまた来てもらえますか?」と名刺を渡してくれました。
転職フェアのルールがこのように細かいところは特に定まっておらず、他のブースではひたすら前の説明が終わるまで立って待つ場合もありました。
求職者側からするとベンチもないので、ひたすら立ちながら待つしかないという状況です。
そういった状況下で、目の前で説明をしながら、後ろに並んでいる人にも気を配る洞察力と対応力は素直に凄いなと思いました。
また求職者目線からすると、自分のこと気にしてくれるなと思い、好印象でした。
おっさん的にはこういう動きは凄く重要視していて、人事担当者の人柄や仕事ぶりを見る事でどういう会社なのか少し見えてくるのではないかな⁈と思っています。
あと基本的に仕事が出来そうな人と一緒に働きたいって思います!
人事担当者が自信なさそうだったり、しどろもどろだったりすると、「この会社大丈夫か?」って思っちゃいますよね、正直なところ!
現にそういった企業も実際のところありました。
待っている間に貰った名刺を見てたら、役職が部長でした。ある意味納得って感じ!
その企業は誰もが聞いたことある車のディーラーで直販の営業会社でした。
30分経ったので、ブースに再度行ってみると今度は誰もいなかったので、着席して説明を受けました。
企業のブースに座ると、事前に登録した個人プロフィールをQRコードにスキャンをします。
そうすると求職者の情報が企業側の端末に反映されるようになっています。
先ほどの名刺くれた部長が、「あれ⁈、うちは営業職を募集していて‥、〇〇さんは人事職を志望していますが大丈夫?」
心の中で一瞬、「あっ、ヤバっ!」と思い、
「えぇ〜と実は、営業職志望とプロフィールに書いてしまうと、営業職の企業ばかり来てしまうので‥、あえて人事職志望って書いてます。なので営業職がイヤって訳ではないんです‥」って返したら。
「そうなんですね、色々考えてらっしゃるんですねー」
「おぉ〜あぶね〜、何とか上手く誤魔化せた」汗
とても視察で来てますなんて言えない‥
補足すると、イベント会場内に入る時、志望する職種のシールを貼るのがルールになっていて、各企業の担当者はそのシールを目印にして求職者にアプローチするルールになっています。
そこから部長がプロフィールを見ながら、質問を沢山聞いてきました。
質問というよりは若干取り調べにも近い感じで、眼光がとても鋭い視線でこっちを見ながら色々聞かれました。(最後の方に分かったんですけど、基本的に真面目な人で真剣になると熱くなって真顔になるタイプ。でも根はめちゃくちゃ優しい人)
転職理由だったり、今現在の仕事内容とか話をしていたらかなり打ち解けてきた感じになると、「ウチに来てくれないかな〜」ってボソボソ言ってましたw
隣いた女性がそれ見て笑ってるという。
一見グズグズにも見えるけど、恐らく社内の雰囲気はいいんだろうなっていうのはすごく感じ取れました。
そして企業の御二方が共に言ってくれた言葉が、「応募ではなくて、一度社内に見学に来てくれてもいいんで!」と言ってくれました。
これは企業側からすると、かなりの口説き文句だと思うんですよね。
よく子供の習い事とかもそうですけど、お試し無料体験で参加しませんか?みたいな感じあると思うんですけど、一回参加するとかなりの確率で入部するというパターン。
子供の習い事と転職ではちょっと違うかも知れませんが‥。
求職者からすると、「応募ではなくて、一度社内に見学に来てくれてもいいんで!」このセリフが素直に嬉しいんですよね。
企業側にも見せれる自信がないとそんな事言えないし、何よりも自分の事必要としてくれてるって言うのはかなり伝わりました。
この年齢で必要としてくれるってのは本当にありがたいなと思いました。
何よりも今はでWEB上でのやり取りが増えた中で、対面で口説かれるって言うのはシンプルに凄く嬉しいですね。
これが転職フェアの最大の魅力かと思います。
やっぱり同じ空間で会ってみない分からない事たくさんあると思います。
良い事も悪い事も含めて!
今回それが経験出来たのは大きかったです!
※ちなみに手書きの掲示はあえてではなく、シンプルに記入漏れみたいです 笑
必死に「あえてやったんです」って笑いながら誤魔化していたけど‥
この空気感はなかなか会場ではないと感じとれないかと思います。
今回も長文になりました。
それだけ今回の転職フェアが濃い体験だったということにします。
いつも読んでくれている方、ありがとうございます。とても励みになります!
つづく‥ハズ
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?