タイGL B‐theseries ちょびっと妄想してみた①

「N(ヌン)、ごめんなさい。」と暫く泣いた後、吹っ切ろうとするような表情で電話する。
「美人な女医さん、今日から暫くこの部屋で一緒に暮らして。」と。

AN(アヌン)は泣いて自宅に戻るも、門の前で涙を拭いていつものように振る舞いながら自室へ戻る。部屋に入ると、すぐに涙がこぼれ出し布団を被って大泣き。
暫く泣いた後、KNの気持ちを推察しようとする。まだ信じたい。
「あの夜のKN(クヌン)は、間違いなくありのままのKNだった。そして、私達はお互い居るべき場所に居た。KNは私の全てだったし、KNは私の全てだった。」
「何故、私を遠ざけようとするの?私だけが想っているの?KNの愛は、あの女性にうつってしまったの?私が子供だから?」等とぐるぐる考える。
信じたさと、子供と言われていた記憶、BJ(美人な女医さん)の投げキス、自分達のキスをなかったように振る舞っていたKN等が浮かんでくる。
次の日、KNの部屋を訪ねる。

夜、KNの部屋の扉をノックする音。
BJがドアを開ける。そこにいるのは、AN。
そこにBJがいる事に驚きながらも丁寧に挨拶をしてKNが居るか訪ねる。そして、部屋の奥に向かって「KN、私達の事について話しにきたの。いますよね、KN。KN。」と声を掛ける。
BJの後ろからシャツ姿のKN。BJの腰を抱きながら、「もう、子守は終わった。帰りなさい。さようなら。」とBJにキスをしながらドアを閉める。

閉めたドアの向こうで、
「KNにとって、本当に大切なのはあの娘ではないですか?KNを変えたのは、あの娘ですよね。KN、きちんと話すべきでは…。」とBJが心配そうに尋ねる。
KNは少し怒ったように
「あの子は、みんなから祝福される人生を送くるべき。」とつぶやく。

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