『どの様な「食材・食品・生産物」を私は食べたら良いのか!?』(「体質/体調別」栄養摂取のアプローチ)』
7]〜『炎症を抑制する効果がある成分』。
➀『テルペン/イソプレンを構成単位とする炭化水素で、植物の精油成分に多く含まれる』、
※「テルペン類」に含まれる「ジンゲロール」は、「炎症や痛みを鎮める強力な鎮痛作用を持ち」ます。
※『神経炎症状』に該当する為、…『炎症のアプローチ』を述べております。
➀『プロテオグリカン/糖タンパク質』、
・「プロテオグリカン」には、炎症を抑制する効果が期待できます。
※「プロテオグリカン」には、「炎症を抑える性質を持つサイトカイン」の働きを促してくれます。、
8]〜『神経機能を正常に保つ効果がある成分』。
➀『ナトリウム/ミネラル類』、
・情報伝達の上でも、「イオンポンプ」が大事な役割を担っています。
「情報の伝達は神経細胞で行われていますが、神経細胞の細胞膜にもイオンポンプが存在しています」。
・刺激を受けた時など、その情報は電気信号となって神経組織を伝わる事で伝達されていきます。
・この電気信号は、「神経細胞膜のイオンポンプを介して、細胞膜外にあるナトリウムイオンと細胞内にあるカリウムイオンが入れ替わるときに生じます」。
・この為、「体内でナトリウムの濃度が減少すると、電気信号が良好に伝わらず、正しい情報伝達が行われなくなる」。
②『ビスベンチアミン/ビタミンB¹の誘導体の一種』、
・「ビタミンB¹」が不足して、「脳のエネルギーが不足する」と、…
脳の働きが悪くなることでイライラしたり、怒りっぽくなったり、集中力や記憶力が低下します。
・また、「脳からの指令で動く末梢神経の働きが悪くなり、足の痺れや運動能力の低下が起こり」ます。
これらの事から、「ビタミンB¹の誘導体であるビスベンチアミン」は神経機能を正常に保つ効果があると云えます。
③『ビタミンB¹/ビタミン類』、
・「上記の機序と同じ」。
④『ビタミンB⁶/ビタミン類』、
・「ビタミンB⁶」は神経伝達物質の合成にも関わっています。
神経伝達物質は、脳の神経細胞の間で情報の橋渡しをしている物質です。
※「神経伝達物質」には、[GABA (γ-アミノ酪酸)や、α-アミノ酪酸、セロトニン、ドーパミン、アドレナリン、ノルアドレナリン等]があり、これらが合成される時にはアミノ酸が使われています。
・「ビタミンB⁶」はアミノ酸の代謝と関わっている為、神経伝達物質の合成を促進する作用があります。
⑤『ビタミンB¹²/ビタミン類』、
・「ビタミンB¹²」には細胞の遺伝情報が詰まった核酸 (DNA・RNA)や、アミノ酸、たんぱく質の合成を助ける働きがあります。
・脳から指令を伝える神経が正常に機能するためには、いくつものビタミンB群が関わっています。
※筋肉や神経を動かすエネルギーを作るのがビタミンB¹、
※神経伝達物質の生成に働くのがビタミンB⁶となっています。
※また、「ビタミンB¹²」には脂質の合成や修復をする働きがあり、「神経細胞内の表面にある脂質膜の合成」にも関わっています。
9]〜『炎症や、痛みを和らげる効果がある成分』。
➀『ノビレチン/フラボノイド類』、
・「ノビレチン」には、炎症を抑える働きがあります。
・炎症、「特に慢性的な炎症の原因にはメタボリックシンドロームなどの生活習慣病や動脈硬化性の病気などが大きく関わって」います。
※「ノビレチンは慢性炎症抑制に関わるタンパク質の活性化させる」事で、炎症や痛みを抑えてくれます。
10]〜『神経機能の補助を行う効果がある成分』。
➀『ヒスチジン/必須アミノ酸』、
・「ヒスチジンは体内で成長に関与し、神経機能補助を行います。
11]〜『鎮静作用のある成分』。
➀『フェニルアラニン/必須アミノ酸』
・「フェニルアラニン」には、痛みを抑える効果があり、人工的に合成されたDL-フェニルアラニンは、鎮静剤として医療現場で利用されています。神経痛等の慢性的な痛みを軽減させます。
・「脳内でモルヒネのような働きをするエンドルフィン」の産出と活性を、正常なレベルにまで高めて痛みを抑える効果があります。そして習慣性、毒性がなく、長期間使用しても効果が低下することもありません。
12]〜『鎮静作用のある成分』。
➀『MSM(メチルスルフォニルメタン)/天然のイオウ化合物』、
・「MSM」には、痛みや炎症を抑える、優れた鎮痛作用、抗炎症作用がある。
以上です、… 次回、…
『神経症状(神経痛・炎 等)の予防・改善的アプローチの可能性があると判断する食材・食品』 について、
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