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泣きながら食う飯は味がしない

今日も仕事がんばった!お疲れさま〜。
職場でリンゴもらったしお母さんまたお菓子作りに使うかな。

とかなんとか考えていました。
リンゴは3つ貰ったので1つは自分の胃におさめて、後の2つは母親がきっと調理するでしょう。

そう、きっと。

和やかにリンゴと夜ご飯の話をしていたら、父親が帰ってきました。

はーい!ゴングなりましたよ〜。

あらびっくり!隣にいるお母さんが重いため息を吐いて目を三角に吊り上がっているではありませんか。「あらあら、どうしたの?」なんて聞ける雰囲気ではありません。
脳が警告します。

今すぐ逃げろ

うん!むり!(にっこり)

家にいる限り逃げ場など無いに等しい。あとお腹すいてるのでご飯食べたい。風呂にも入りたい。

父親が何も手に持ってなかったら、ちょーーーっと険悪な空気でご飯だった、はず。
手には有名カツ丼屋のお持ち帰り(2つ入り)

もうこれでプッチンでしたよ、母は。
全部態度に出るんです。んで何も知らない子供たちをもサンドバッグにしてしまうという恐ろしい怪獣のできあがりです。
わー!ぱちぱち(拍手)
なんてしてるとテイクアウトカツ丼を吹っ飛ばす勢いでガンガン机にものを置いていくのです。

カツ丼の気持ちも考えてあげて欲しい。

というかなんで機嫌悪いの?
昼に何があったの??

母がボソッと
「スキー行ったのに昼には帰ってきて」
みたいなことを言ってたから昼に帰ってきてんじゃねーよ、的なことなのかな。
ほんっとうに何もわからない。

2つのうち1つのカツ丼を父からもらったので食べられる分だけ皿に取って兄と母と分けることになんかなってた。
皿を取りに行った時も押し付けられるように持たされたので優しさの欠片も感じなかった。

ここから涙腺崩壊してきましたよ。
ご飯持ってカツ丼を皿にとって食べ始めたら、視界がぼやけていくのです。
メガネの度があっていない訳ではなく、目から水が流れていたんだとさ。
鼻水もズビズビすすりながら、時にはティッシュに頼りながら、咀嚼して飲み込む作業してました。
美味しかったのか全く思い出せないけど。

完食しても風呂に行っても水は止まらず、部屋に戻って止まったかなと思うと、またあふれてくる。感情ってやっかいだなとか冷静に考えて全てどうでもよくなってしまった、けど!

明日も仕事です。
泣いてられん!仕事だ!
朝ご飯ないかも!弁当も作ってもらえないかも!
そうなったらコンビニでおにぎりとかサンドウィッチとかパンとか買お!
なんとかなる!なんとかしよ!!

やっぱ、一人暮らしの方がいいのかな…。給料的に厳しいから考えてなかったけど、誰に頼ったらいいかもわからんし、友達に相談したけど絶対迷惑だよな。。。家庭状況が悪いことしか伝わってなさそうだ〜。すまん、友よ。勉強頑張っておくれ!!

喧嘩したっていい、気に入らないことなんていくつあってもいい、けどさ口がきけるんだから話をしようよ。あいにくと貴方の子供はサンドバッグなんかじゃない。


あと子供が泣いてるんだから何か思うことはないの?

私はあなたが嫌いと思ったよ。

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