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親切か、不親切か〜輪ゴムとライター〜

昨晩は今日仕事で使用するカード作りを慌てて行う。
やばい、時間がない、これはバイトと称して息子に手伝ってもらう。

1〜100までのカードを2パターン。

①裁断機で紙を切る→私

②その紙をダンボール版に貼り付ける→息子

③タンボール版に貼ったものを再度、裁断機で小分けに切る→私

④2.5cm角になったカードを10枚ずつゴムで留める→二人で

①〜③は役割分担で、テンポよく進んだ。息子よ ありがとう。一人では倍以上の時間がかかったよ。いつもギリギリで慌てた仕事になることは解消しなくては、次年度の目標。

さあ④での出来事。
息子が一言

「えっ・・・わからん・・・」

それを聞いて私

「えっ・・・どういうこと?」

息子
「いや、学校で習ってないから・・・」
「この間学校でも同じようなことがあって、先生に決めつけんといてほしいと思ったんよ」っと。

機械工学系の学校に行っている息子がライターを使用する実習があったとのこと。
「ライターの使い方も知らんのか」と先生に言われて、
「マッチは理科で使い方を習ったけど、ライターは教えてもらっていない、経験がないから、みんな知っていると決めつけんといてほしいと心の中で思ったんよ」と。(すぐ使えなかった生徒がまあまあいたらしい)

おっ!!!!と!! 学校が悪いのではない、先生が悪いのではないのだよ、息子よ。

私だよ。私が経験させていなかったのだよ、輪ゴムもライターも。

私がこども時代には周りにタバコを吸う大人がたくさんいて、ライターなんてどうやって使用するか当たり前のように見ていた。

息子の周りにはタバコを吸う人はいない。
誕生日のケーキのろうそくも花火のろうそくもチャッカマンだ。

今の時代ジッパー付きのビニール袋があって、輪ゴムなんて使わせていなかったのか(それすら意識がない私・・・)、私が先に全部やっていたのかもしれない。
無意識の親切(親切でやっているつもりはないのだが)は、実は不親切なのか。

色々と考えさせられた時間でした。

私の想像力、必要だな。

色々と手伝ってくれる時は、息子との時間を大事にしようと改めて思った次第です。

ちなみに、息子は十字に輪ゴムでカードを留められるようになりました(笑)よかった。

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