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【蓮ノ空感想文】蓮ノ空を知ったきっかけ

◼️蓮ノ空を知ったきっかけ

 2022年ティザーPVが公開された時に観ましたが、正直期待してませんでした。既ににラブライブ!シリーズは沢山あって追いきれなくなっていたのと、バーチャルスクールアイドルの「バーチャル」という単語に良いイメージを持っていなかった為です。

 アプリ名募集とかやっていましたが気にもとめず、そんなこんなで迎えた2023年2月。当時は虹ヶ咲のユニットライブやスクールアイドルミュージカルに浸っておりバーチャルスクールアイドルのことはすっかり忘れていましたが、お披露目生放送があるとのことで観てみました。

 この記事を書く為にまた見返しましたが、中々カオスな内容でした。

 ・いきなりCGキャラが出てくるも、プレステ2レベルの不気味なCGモデル。
 ・開始数分でユニット紹介されてついていけず。
 ・間髪入れずキャストのお披露目。
 ・新曲、イベントが多すぎて理解できず。
 ・肝心のアプリの中身はよくわからず。
 ・ラブライブ!なんて興味無さそうな美人なのにいきなり泣き出す花宮さん(この時はうい様の重い感情など知る由もなく……)

 アニメも無いしアプリの中身もよくわからない、という感想でした。ですがその後公開されたCDの視聴動画で評価が変わりました。まずOn your markが良かったです。今までのラブライブ!にあまり無いかっこいい曲で新しさを感じました。ユニット曲もそれぞれ特徴的で、ユニットの方向性が理解できました。

 視聴動画を何回も観ましたが、まだハマったとは言えない状態で迎えた4月。リンクラアプリがリリースされましたが、同日にリリースされたスクフェス2の方をメインに考えてました。リンクラはゲームができないアーリーアクセス版で、壁紙を変えて遊ぶだけのアプリでした。
 ですが活動記録が面白くて続きが楽しみになりました。スマホアプリのストーリーに期待していなかったのですが、リンクラはキャラがちゃんと描かれてる気がしました。3Dでキャラが動くのも立ちっぱなしよりは遥かに表現の幅が広く、アニメに近い娯楽として楽しめました。Fes×LIVEはCGなのに確かにリアルなライブ感を感じられました。

 そして4月のリリースイベント。まさか全曲あんなにガッツリ踊るとは思っていなかったので自分は現地応募せず配信で見ていましたが、行けば良かったと後悔しました。うい様はバレエとかダンスをやってるから踊れるんだろうなとは思っていましたが、あんなお嬢様みたいな人がOn your markでバリバリ踊ってるのを見て衝撃を受けました。
 そしてキャスト達のフレッシュなパフォーマンスとMCを観て、これはラブライブ!だと認識してすっかり蓮ノ空にハマりました。



◼️蓮ノ空の魅力

・フレッシュな勢い
 どのラブライブ!シリーズにも言えることですが、始まって右肩上がりで伸びてく時が一番楽しいです。フレッシュなキャスト達が一生懸命頑張って成長していく姿を追うのはラブライブ!の醍醐味と言えます。蓮ノ空は今まさに旬です。

・曲が良い
 曲としては虹ヶ咲より重厚感が有って、Liella!よりバラエティーに富んでいる気がします。またキャラやストーリーの文脈が乗ることが多くて楽曲の魅力を増してると思います。
 一例を挙げると、DEEPNESSはストーリーとも深くリンクしてますし、イントロから天才夕霧綴理の脳内を覗いているみたいです。
 Holiday∞Holidayは疾走感、爽やかさ、ワイパーでとてもキャッチーな曲です。異次元フェスで初見の心を掴んだのは痛快でした。

・ストーリーが良い
 アニメの様に時間の制限が無い為か、時間をかけてじっくりとキャラクターを描けていると思います。キャラの思考にもおかしなところは無く感情移入できます。
 特に綴理先輩は下手すると不思議ちゃんになってしまうところを上手く魅力的に描けていると思います。

・Fes×LIVE
 キャスト自身がリアルタイムでモーションキャプチャーしてるFes×LIVEが蓮ノ空の大きな特徴と思います。ただのCGのMVと思いきや、確かにライブ感が感じられます。緊張で声が震えていたり、各人の個性的な佇まいがCGを介してでも伝わってきたり。
 人って動きどころか立ち方だけでも個性が出るんです。キャストが自分でモーションキャプチャーするから確実にキャラが再現されて、本当にキャラがライブしている様に感じられます。
 元々ラブライブ!はダンサーがモーションキャプチャーして作ったMVをキャストがコピーするものでしたが、蓮ノ空は発想が逆になっています。蓮ノ空のFes×LIVEを観てしまったら他のコンテンツのCGのダンスが物足りなく感じられました。
 そして毎月の様に新曲、新衣装、新ステージ、新演出が出てきて飽きさせません。作ってる方は大変と思いますが。そしてスタッフも語ってますが、実際に実現可能な演出しかしないので、CGなのにリアリティが感じられます。

立ち方もキャラによって異なる。特に特徴的な瑠璃乃の仁王立ち
梢のスッとした姿勢

・供給が多い
 リアルライブ、With×MEETS、Fes×LIVE、ライブグランプリ、活動記録、リンクラ生放送、せーはす、みらくらラジオ、四コマ、flowers*…… 宣言通りオールメディアで展開して、暇を与えてくれません。

・ルーティーン化
 供給の多さと重なりますが、週単位では月木土のWith×MEETS、金曜はせーはすと四コマ、日曜のみらくらラジオ。さらに月単位ではサークル対抗戦やってFes×LIVE観て新ガチャを引くというルーティーンが出来上がっていて、もはや生活の一部になっています。(これからFes×LIVEが減ったら悲しい)

・限りある時間
 最初から強調していたので卒業が描かれるのは確定です。2年、3年共に時を歩んできたスクールアイドルが卒業する時、我々はどういう感情になるのかまだわかりません。それを経験する為に追っている部分はあります。ただ、時間が限られているからこそすきすきクラブも全力で応援するし、キャストも全力で走り抜けるでしょう。
 メタ的には卒業後のリアルライブやキャストの扱いがどうなるのかも非常に気になります。ラブライブ!シリーズにとっても未知の領域です。


 すっかり蓮ノ空にハマった1年でした。これからも限りある時間を共に駆け抜けたいと思います。





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